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Select-AzureADGroupIdsUserIsMemberOf

ユーザーがメンバーになっているグループを選択します。

構文

Select-AzureADGroupIdsUserIsMemberOf
      -ObjectId <String>
      -GroupIdsForMembershipCheck <GroupIdsForMembershipCheck>
      [-InformationAction <ActionPreference>]
      [-InformationVariable <String>]
      [<CommonParameters>]

説明

Select-AzureADGroupIdsUserIsMemberOf コマンドレットは、ユーザーが Azure Actve Directory (AD) のメンバーであるグループを選択します。

例 1: ユーザーのグループのグループ メンバーシップを取得する

PS C:\> $Groups = New-Object Microsoft.Open.AzureAD.Model.GroupIdsForMembershipCheck
PS C:\> $Groups.GroupIds = (Get-AzureADGroup -Top 1).ObjectId
PS C:\> $UserID = (Get-AzureADUser -Top 1).ObjectId
PS C:\> Select-AzureADGroupIdsUserIsMemberOf  -ObjectId $UserId -GroupIdsForMembershipCheck $Groups

OdataMetadata                                                                                   Value
-------------                                                                                   -----
https://graph.windows.net/85b5ff1e-0402-400c-9e3c-0f9e965325d1/$metadata#Collection(Edm.String) {093fc0e2-1d6e-4a1b-9bf8-effa0196f1f7}

最初のコマンドは GroupIdsForMembershipCheck オブジェクトを作成し、それを $Groups 変数に格納します。

2 番目のコマンドは、Get-AzureADGroup (./Get-AzureADGroup.md) コマンドレットを使用してグループの ID を取得し、$Groupsのプロパティとして格納します。

3 番目のコマンドは、Get-AzureADUser (./Get-AzureADUser.md) コマンドレットを使用してユーザーの ID を取得し、それを $UserId 変数に格納します。

最後のコマンドは、$UserIdによって識別されたユーザーのグループのグループ メンバーシップを取得します。 このコマンドレットは oData オブジェクトを返します。 このユーザーがメンバーになっているグループを見つけるには、返された oData オブジェクトの Value 属性を反復処理します。

パラメーター

-GroupIdsForMembershipCheck

グループ オブジェクト ID の配列を指定します。

型:GroupIdsForMembershipCheck
配置:Named
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False

-InformationAction

このコマンドレットが情報イベントに応答する方法を指定します。 このパラメーターの有効値は、次のとおりです。

  • 続行
  • Ignore
  • 照会
  • SilentlyContinue
  • Stop
  • [中断]
型:ActionPreference
Aliases:infa
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-InformationVariable

情報変数を指定します。

型:String
Aliases:iv
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-ObjectId

Azure AD のユーザーの ID (UPN または ObjectId として) を指定します。

型:String
配置:Named
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False