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Remove-DPMRecoveryPoint

回復ポイントをテープまたはディスクから削除します。

構文

Remove-DPMRecoveryPoint
      [-RecoveryPoint] <RecoverySource>
      [-ForceDeletion]
      [-WhatIf]
      [-Confirm]
      [<CommonParameters>]

説明

Remove-DPMRecoveryPoint コマンドレットは、テープまたはディスクから回復ポイントを削除します。 ディスクやテープ、または 2 つのテープなど、複数の場所に復旧ポイントが存在する場合は、Get-DPMRecoveryPointLocation コマンドレットを使用して復旧ポイントの場所を取得します。

例 1: 回復ポイントを削除する

PS C:\>$PGroup = Get-DPMProtectionGroup -DPMServerName "DPMServer02"
PS C:\> $PObjects = Get-DPMDatasource -ProtectionGroup $PGroup
PS C:\> $RPoint = Get-DPMRecoveryPoint -Datasource $PObjects
PS C:\> Remove-DPMRecoveryPoint -RecoveryPoint $RPoint

最初のコマンドは、DPMServer02 という名前の DPM サーバー上の保護グループを取得し、結果を $PGroup 変数に格納します。

2 番目のコマンドは、$PGroupに格納されている保護グループ内の保護されたデータと保護されていないデータの一覧を取得します。 コマンドは、結果を $PObject 変数に格納します。

3 番目のコマンドは、$PObjectsに格納されているデータ ソースの の復旧ポイントを取得し、結果を $RPoint 変数に格納します。

最後のコマンドは、$RPointに格納されている回復ポイントを削除します。

パラメーター

-Confirm

コマンドレットの実行前に確認を求めるメッセージが表示されます。

Type:SwitchParameter
Aliases:cf
Position:Named
Default value:False
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False

-ForceDeletion

System Center 2019 - Data Protection Manager (DPM) が、現在バックアップ ジョブを実行しているかどうかに関係なく、データ ソースを排除することを示します。

Type:SwitchParameter
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False

-RecoveryPoint

このコマンドレットによって削除される回復ポイントを指定します。 復旧ポイントの場所オブジェクトを取得するには、Get-DPMRecoveryPoint コマンドレットを使用します。

Type:RecoverySource
Position:1
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False

-WhatIf

コマンドレットの実行時に発生する内容を示します。 このコマンドレットは実行されません。

Type:SwitchParameter
Aliases:wi
Position:Named
Default value:False
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False