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New-OBFileSpec

指定されたパラメーターに基づいて、新しい OBFileSpec オブジェクトを作成します。

構文

New-OBFileSpec
   [-FileSpec] <String[]>
   [-NonRecursive]
   [-Exclude]

説明

New-OBFileSpec コマンドレットは、指定されたパラメーターに基づいて新しい OBFileSpec オブジェクトを作成します。 OBFileSpec オブジェクトは、バックアップに含めるか、またはバックアップから除外する項目を定義します。

複数のファイル、フォルダー、またはボリュームを対象に加えたり、対象から除外できます。 ボリュームのドライブ文字、ボリュームのマウント ポイント、または GUID ベースのボリューム名を使用して、ボリュームのパスを指定できます。 GUID ベースのボリューム名が指定されている場合は、円記号 (\\) で終了する必要があります。 ワイルドカード文字 (*) は、ファイルへのパスを指定するとき、またはインクルードまたは除外するファイルの種類を指定するときに、ファイル名で使用できます。

OBFileSpec オブジェクト内のアイテムは、再帰型 (ファイル構造内のアイテムおよびアイテムの下位にあるすべての項目を含む) または非再帰的 (項目のみを含む) のいずれかに指定できます。

例 1

New-OBFileSpec -FileSpec C:\testdata -NonRecursive

この例では、保護用の新しいファイル仕様を作成します。

パラメーター

-Exclude

OBFileSpec オブジェクトから除外する項目の一覧を指定します。 このパラメーターには、ファイル パスとボリューム (など C:) やファイル仕様 (など C:\dir1\*.*) を含めることができます。

型:SwitchParameter
配置:4
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-FileSpec

OBFileSpec オブジェクトの項目の一覧を指定します。 このパラメーターには、ファイル パスとボリューム (など C:) やファイル仕様 (など C:\dir1\*.*) を含めることができます。

型:String[]
配置:2
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False

-NonRecursive

OBFileSpec オブジェクト内の項目を非再帰的にし、指定された項目のみを含める必要があることを指定します。

型:SwitchParameter
配置:3
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

入力

None

出力

Microsoft.Internal.CloudBackup.Commands.OBFileSpec

このコマンドレットは、ファイルの仕様を記述する OBFileSpec オブジェクトを表示します。 これは、バックアップのソースとして OBPolicy オブジェクトに追加できます。