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Initialize-SPStateServiceDatabase

状態データベース スキーマを状態サービス データベースにインストールします。

構文

Initialize-SPStateServiceDatabase
          [-Identity] <SPStateDatabasePipeBind>
          [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
          [-Confirm]
          [-WhatIf]
          [<CommonParameters>]

説明

Initialize-SPStateServiceDatabase コマンドレットでは、セッション状態データベース スキーマを空の状態サービス データベースにインストールします。 状態データベース スキーマの作成には、現在のユーザーの資格情報が使用されます。

Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。

-------------- 例 1 -----------------

$db = Get-SPStateServiceDatabase -Identity StateServceDbName
Initialize-SPStateServiceDatabase -Identity $db

この例では、状態サービス データベース スキーマを、指定した ID に関連付けられているデータベースにインストールします。

パラメーター

-AssignmentCollection

適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。

Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。

Type:SPAssignmentCollection
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server Subscription Edition

-Confirm

コマンドを実行する前に確認メッセージを表示します。 詳細については、次のコマンドを入力します。get-help about_commonparameters

Type:SwitchParameter
Aliases:cf
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server Subscription Edition

-Identity

初期化する状態サービス データベースを指定します。

この型は、12345678-90ab-cdef-1234-567890bcdefgh という形式の有効な GUID であるか、状態データベースの有効な名前 (StateSvcDB1 など) であるか、有効な SPStateServiceDatabase オブジェクト インスタンスであることが必要です。

Type:SPStateDatabasePipeBind
Aliases:Name
Position:1
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server Subscription Edition

-WhatIf

コマンドを実行する代わりに、コマンドの実行結果を説明するメッセージを表示します。 詳細については、次のコマンドを入力します。get-help about_commonparameters

Type:SwitchParameter
Aliases:wi
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server Subscription Edition