[Windows Server AppFabric 監視ストア構成] ダイアログ ボックス
このページでは、監視ストア登録の構成ファイルへの追加、監視ストアの初期化、監視ストアへの接続文字列の定義、監視ストアに関する構成セキュリティの設定など、監視プロバイダーを構成することができます。
AppFabric 監視ストアの構成
フィールド |
説明 |
AppFabric 監視ストアをルート web.config に登録する |
オンにすると、接続文字列によって識別される監視ストアを、その監視ストアの構成をルート Web.config ファイルに追加することで登録します。これには、ApplicationServerMonitoringConnectionString および関連の監視ビヘイビアーが含まれます。このチェック ボックスは、[監視ストアを初期化する] がオンになっていない場合であっても、オンにすることができます。データベースが既に作成され、初期化されている場合、またはデータベースが初期化されていなくても参照先になっている場合はこのチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスは、ホスティング管理ツールはインストールされているが、Worker 機能はインストールされていない場合は利用できなくなります。 |
監視ストアを初期化する |
オンにすると、接続文字列内で識別された監視データベースを、使用できるようにするため必要に応じて初期化します。初期化によりデータベース スキーマが作成され、そのスキーマに基づいて構造が作成されます。データベースが存在しない場合は、データベースが作成され、初期化されます。このチェック ボックスがオンになっているが、[監視ストア登録のルート web.config への登録] がオフの場合は、データベースが作成され、必要に応じて初期化されますが、このコンピューターからはデータベースを利用できません。初期化操作は、初期化コマンドレットにより実行されます。詳細については、AppFabric のコア ヘルプを参照してください。データベースを作成する場合、作成先のサーバーでデータベースを作成する権限を持っている必要があります。 |
接続文字列
以下のコントロールは、監視ストアのアクセスに使用する接続文字列を指定します。
フィールド |
説明 |
名前 |
SQL 監視ストアの接続文字列の名前。このリリースでは、SQL 監視プロバイダーの接続文字列のみを使用できます。既定の名前は ApplicationServerMonitoringConnectionString で、変更することはできません。接続文字列名は、ルート Web.config ファイルに登録されます。 |
サーバー |
データベースが存在するコンピューターの名前を入力します。 |
データベース |
監視データ用に作成するデータベースの名前を入力するか、または一覧から既存のデータベースを選択します。 |
セキュリティ構成
以下のコントロールは、監視ストアに使用するセキュリティを指定します。
フィールド |
説明 |
Windows 認証 |
選択すると、監視ストアに対して Windows 認証が使用されます。 ヒント ホスト管理のみインストールした場合、監視 SQL ストアは Windows 認証を使用して初期化することになり、既定では、管理者、閲覧者、またはユーザーの各ロールに対し、グループもユーザーも入力されません。構成を続行する前に、[参照] をクリックして、ロールごとにグループまたはユーザーを手動で入力する必要があります。 |
管理者 |
[参照] をクリックし、標準の [ユーザーまたはグループの選択] ダイアログ ボックスを使用して、管理者ロールの別の値を入力します。[監視ストアを初期化する] が選択されている場合にのみ、管理者の値を変更できます。既定では、[管理者] グループに対して [AS_Administrators] が入力されます。 |
閲覧者 |
[参照] をクリックし、標準の [ユーザーまたはグループの選択] ダイアログ ボックスを使用して、リーダー ロールの別の値を入力します。[監視ストアを初期化する] が選択されている場合にのみ、閲覧者の値を変更できます。既定では、[閲覧者] グループに対して [AS_Observers] が入力されます。 |
ライター |
[参照] をクリックし、標準的な [ユーザーまたはグループの選択] ダイアログ ボックスを使用して、ライター ロールに対して別の値を入力します。[監視ストアを初期化する] が選択されている場合にのみ、ライターの値を変更できます。既定では、[ライター] グループに対して [AS_Administrators] が入力されます。 |
SQL Server 認証 |
選択すると、監視ストアに対して Windows 認証が使用されます。 |
ユーザー名 |
SQL Server 認証の有効なユーザー名を入力します。 |
パスワード |
SQL Server 認証の有効なパスワードを入力します。 |
キーボード ショートカット
このページでは、次のキーボード ショートカットを利用できます。
[AppFabric 監視ストアをルート web.config に登録する]Alt + R
[監視ストアを初期化する]Alt + I
[名前]Alt + N
[サーバー]Alt + V
[データベース]Alt + T
[Windows 認証]Alt + W
[管理者の参照]Alt + B
[閲覧者の参照]Alt + R
[ライターの参照]Alt + O
[SQL Server 認証]Alt + S
[ヘルプ]:F1
[OK]Enter
[キャンセル]:Esc
2011-12-05