プラグ可能なプロトコルのプログラミング
抽象クラスである WebRequest クラスと WebResponse クラスには、プラグ可能なプロトコルのベースが用意されています。WebRequest と WebResponse からプロトコル固有のクラスを派生することで、アプリケーションは使用するプロトコルを指定せずに、インターネット資源からのデータを要求し、応答を読み取ることができます。
プロトコル固有の WebRequest を作成する前に、その Create メソッドを登録する必要があります。WebRequest の静的な RegisterPrefix メソッドを使用して WebRequest 子孫を登録し、特定のインターネット スキームに対する要求、スキームおよびサーバーに対する要求、またはスキーム、サーバー、および経路に対する要求を処理できます。
ほとんどの場合、WebRequest クラスのメソッドとプロパティを使用してデータを送受信できます。ただし、プロトコル固有のプロパティにアクセスする必要があるときは、特定の派生クラスのインスタンスに WebRequest を型キャストできます。
プラグ可能なプロトコルを利用するには、プロトコル固有のプロパティを設定する必要のない既定の要求 - 応答トランザクションを WebRequest 子孫が提供する必要があります。たとえば、HTTP 用の WebRequest クラスを実装する HttpWebRequest クラスは、既定で GET 要求を提供し、Web サーバーから返されるストリームを含む HttpWebResponse を返します。
参照
処理手順
方法 : WebRequest を型キャストしてプロトコル固有のプロパティにアクセスする
概念
WebRequest からの派生
WebResponse からの派生