HttpContext.User プロパティ
現在の HTTP 要求のセキュリティ情報を取得または設定します。
名前空間: System.Web
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文
'宣言
Public Property User As IPrincipal
'使用
Dim instance As HttpContext
Dim value As IPrincipal
value = instance.User
instance.User = value
public IPrincipal User { get; set; }
public:
property IPrincipal^ User {
IPrincipal^ get ();
void set (IPrincipal^ value);
}
/** @property */
public IPrincipal get_User ()
/** @property */
public void set_User (IPrincipal value)
public function get User () : IPrincipal
public function set User (value : IPrincipal)
適用できません。
プロパティ値
現在の HTTP 要求のセキュリティ情報。
解説
User プロパティを設定するには、ControlPrincipal フラグを設定する必要があります。
User プロパティを使用すると、IPrincipal インターフェイスのプロパティとメソッドにプログラムからアクセスできます。ASP.NET ページは HttpContext クラスを含んでいる System.Web 名前空間への既定の参照を含んでいるため、.aspx ページでは、HttpContext への完全限定クラス参照を省略しても、HttpContext のメンバを参照できます。たとえば、User.Identity.Name
を使用するだけで、現在のプロセスが実行されている対象ユーザーの名前を取得できます。ただし、ASP.NET 分離コード モジュールから IPrincipal のメンバを使用する場合は、モジュールに System.Web 名前空間への参照を含める必要があります。また、現在のアクティブな要求/応答のコンテキストへの参照、および使用する System.Web のクラスへの参照は、どちらも完全修飾する必要があります。たとえば、分離コードのページでは、HttpContext.Current.User.Identity.Name
のように完全な名前を指定する必要があります。
トピック | 場所 |
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方法 : ASP.NET アプリケーションに Passport 認証を実装する | Visual Studio ASP .NET での Web アプリケーションの作成 |
方法 : ASP.NET アプリケーションに Passport 認証を実装する | ASP .NET Web アプリケーションの作成 |
.NET Framework のセキュリティ
- SecurityPermission (User プロパティを設定するために必要なアクセス許可)。要求値 : Demand。
プラットフォーム
Windows 98,Windows Server 2000 SP4,Windows CE,Windows Millennium Edition,Windows Mobile for Pocket PC,Windows Mobile for Smartphone,Windows Server 2003,Windows XP Media Center Edition,Windows XP Professional x64 Edition,Windows XP SP2,Windows XP Starter Edition
Microsoft .NET Framework 3.0 は Windows Vista,Microsoft Windows XP SP2,および Windows Server 2003 SP1 でサポートされています。
バージョン情報
.NET Framework
サポート対象 : 3.0,2.0,1.1,1.0