RichTextBox.LinkClicked イベント
ユーザーがコントロールのテキスト内のリンクをクリックすると発生します。
Public Event LinkClicked As LinkClickedEventHandler
[C#]
public event LinkClickedEventHandler LinkClicked;
[C++]
public: __event LinkClickedEventHandler* LinkClicked;
[JScript] JScript では、このクラスで定義されているイベントを処理できます。ただし、独自に定義することはできません。
イベント データ
イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、LinkClickedEventArgs 型の引数を受け取りました。次の LinkClickedEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
LinkText | クリックされているリンクのテキストを取得します。 |
解説
このイベントのイベント ハンドラを作成し、コントロール内でクリックされたリンクを処理できます。イベント ハンドラに提供される情報を使用して、ドキュメント内でクリックされたリンクを判断できます。
イベント処理の詳細については、「 イベントの利用 」を参照してください。
使用例
[Visual Basic, C#, C++] LinkClicked イベントのイベント ハンドラの例を次に示します。このイベント ハンドラでは、 RichTextBox コントロールのドキュメント内でのリンクのクリックを処理し、(Process.Start メソッドを使用して) 既定のブラウザのインスタンスを起動して、クリックされたリンクのページを表示します。この例は、イベント ハンドラが RichTextBox の LinkClicked イベントに関連付けられていることを前提にしています。
Protected Sub Link_Clicked(sender As Object, e As System.Windows.Forms.LinkClickedEventArgs)
System.Diagnostics.Process.Start(e.LinkText)
End Sub 'Link_Clicked
[C#]
protected void Link_Clicked (object sender, System.Windows.Forms.LinkClickedEventArgs e)
{
System.Diagnostics.Process.Start(e.LinkText);
}
[C++]
protected:
void Link_Clicked (Object* /*sender*/, System::Windows::Forms::LinkClickedEventArgs* e)
{
System::Diagnostics::Process::Start(e->LinkText);
}
[JScript] JScript のサンプルはありません。Visual Basic、C#、および C++ のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタ ボタン をクリックします。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
参照
RichTextBox クラス | RichTextBox メンバ | System.Windows.Forms 名前空間