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.NET Framework の GDI+ は、マネージ コードを使用するプログラマのためのクラス ベースのアプリケーション プログラミング インターフェイス (API) です。GDI+ を利用すると、ビデオ ディスプレイとプリンタの両方に対し、アプリケーションからグラフィックスや書式設定されたテキストを使用できます。Microsoft® Win32® API に基づいたアプリケーションでは、グラフィックス ハードウェアへの直接アクセスは行われません。アプリケーションの代わりに GDI+ がデバイス ドライバと対話します。GDI+ は、64 ビット Windows® オペレーティング システムでもサポートされます。
GDI+ は、すべての Windows ベースのアプリケーションで使用できます。GDI+ は、Microsoft® Windows® XP および Windows Server 2003 オペレーティング システムに搭載されている新しい技術です。Windows NT® 4.0 SP6、Windows 2000、Windows 98、および Windows Millennium Edition オペレーティング システムで動作するアプリケーションでは、GDI+ の再配布パッケージが必要です。
GDI+ API は、マネージコード プロトコルに準拠した言語を使用するプログラマを対象としています。Windows グラフィカル ユーザー インターフェイスとメッセージ ドリブン アーキテクチャの知識が必要です。
ユーザーのコンピュータのシステム ディレクトリには、Gdiplus.dll がコピーされている必要があります。特定の API 要素を使用するために必要となるオペレーティング システムについては、その API 要素のドキュメントで要件について参照してください。GDI+ は、Windows NT 4.0 SP6、Windows 2000、Windows 98、および Windows Me の再配布パッケージとして入手できます。最新の再配布パッケージをダウンロードするには、https://www.microsoft.com/msdownload/platformsdk/sdkupdate/psdkredist.htm を参照してください。
関連する技術情報については、SDK Update (https://www.microsoft.com/msdownload/platformsdk/sdkupdate/) から Core SDK または DirectX SDK をダウンロードしてください。
このセクションの内容
- GDI+ マネージ コードについて
GDI+ マネージ コードについて説明します。 - GDI+ マネージ クラスの使用
GDI+ の使用方法について説明します。
関連項目
- System.Drawing
GDI+ 基本グラフィックス機能へのアクセスを提供します。 - System.Drawing.Drawing2D
高度な 2 次元グラフィックスおよびベクタ グラフィックス機能を提供します。 - System.Drawing.Imaging
高度な GDI+ イメージング機能を提供します。 - System.Drawing.Text
高度な GDI+ タイポグラフィ機能を提供します。この名前空間のクラスを使用すると、ユーザーがフォントのコレクションを作成して使用できます。
関連技術
- GDI+
GDI+ C++ API に関するドキュメントが用意されています。 - Windows GDI
Windows グラフィックス デバイス インターフェイスに関するドキュメントが用意されています。 - DirectX
Microsoft® DirectX® API に関するドキュメントが用意されています。 - ICM (Image Color Management)
Microsoft Windows の配色管理に関するドキュメントが用意されています。 - OpenGL
OpenGL に関するドキュメントが用意されています。 - Windows Multimedia
Windows Multimedia に関するドキュメントが用意されています。