SocketOptionName 列挙体
Socket クラスの Socket 構成オプション名を定義します。
<Serializable>
Public Enum SocketOptionName
[C#]
[Serializable]
public enum SocketOptionName
[C++]
[Serializable]
__value public enum SocketOptionName
[JScript]
public
Serializable
enum SocketOptionName
解説
SocketOptionName は、各 Socket 構成オプションの名前を定義します。ソケットは、 Socket.SetSocketOption メソッドを使用して構成されます。
メンバ
メンバ名 | 説明 |
---|---|
AcceptConnection
.NET Compact Framework でもサポート。 |
ソケットは待機しています。 |
AddMembership
.NET Compact Framework でもサポート。 |
IP グループ メンバシップを追加します。 |
AddSourceMembership
.NET Compact Framework でもサポート。 |
ソース グループを結合します。 |
BlockSource
.NET Compact Framework でもサポート。 |
ソースからデータをブロックします。 |
Broadcast
.NET Compact Framework でもサポート。 |
ソケットでのブロードキャスト メッセージの送信を許可します。 |
BsdUrgent
.NET Compact Framework でもサポート。 |
RFC-1222 の定義に従って、緊急データを使用します。このオプションは 1 回だけ設定できます。いったん設定すると、オフにすることはできません。 |
ChecksumCoverage
.NET Compact Framework でもサポート。 |
UDP チェックサム カバレッジを設定または取得します。 |
Debug
.NET Compact Framework でもサポート。 |
デバッグ情報を記録します。 |
DontFragment
.NET Compact Framework でもサポート。 |
IP データグラムを断片化しないようにします。 |
DontLinger
.NET Compact Framework でもサポート。 |
接続を維持せずに、ソケットを適切に閉じます。 |
DontRoute
.NET Compact Framework でもサポート。 |
インターフェイス アドレスに直接ルーティングまたは送信しません。 |
DropMembership
.NET Compact Framework でもサポート。 |
IP グループ メンバシップを無効にします。 |
DropSourceMembership
.NET Compact Framework でもサポート。 |
ソース グループを無効にします。 |
Error
.NET Compact Framework でもサポート。 |
エラー ステータスを取得し、クリアします。 |
ExclusiveAddressUse
.NET Compact Framework でもサポート。 |
ソケットを排他アクセス用にバインドできるようにします。 |
Expedited
.NET Compact Framework でもサポート。 |
RFC-1222 の定義に従って、優先データを使用します。このオプションは 1 回だけ設定できます。いったん設定すると、オフにすることはできません。 |
HeaderIncluded
.NET Compact Framework でもサポート。 |
アプリケーションが発信データグラムに IP ヘッダーを提供していることを示します。 |
IPOptions
.NET Compact Framework でもサポート。 |
発信データグラムに挿入する IP オプションを指定します。 |
IpTimeToLive
.NET Compact Framework でもサポート。 |
IP ヘッダーの time-to-live フィールドを設定します。 |
KeepAlive
.NET Compact Framework でもサポート。 |
keep-alive を送信します。 |
Linger
.NET Compact Framework でもサポート。 |
未送信のデータが存在する場合は、閉じた後も接続を維持します。 |
MaxConnections
.NET Compact Framework でもサポート。 |
Listen で指定できる最大キュー長。 |
MulticastInterface
.NET Compact Framework でもサポート。 |
発信マルチキャスト パケットのインターフェイスを設定します。 |
MulticastLoopback
.NET Compact Framework でもサポート。 |
IP マルチキャスト ループバック。 |
MulticastTimeToLive
.NET Compact Framework でもサポート。 |
IP マルチキャストの有効期間。 |
NoChecksum
.NET Compact Framework でもサポート。 |
チェックサムを 0 に設定して UDP データグラムを送信します。 |
NoDelay
.NET Compact Framework でもサポート。 |
送信結合用の Nagle アルゴリズムを無効にします。 |
OutOfBandInline
.NET Compact Framework でもサポート。 |
通常のデータ ストリーム内の帯域外データを受信します。 |
PacketInformation
.NET Compact Framework でもサポート。 |
受信パケットに関する情報を返します。 |
ReceiveBuffer
.NET Compact Framework でもサポート。 |
下限値を送信します。 |
ReceiveLowWater
.NET Compact Framework でもサポート。 |
下限値を受信します。 |
ReceiveTimeout
.NET Compact Framework でもサポート。 |
受信タイムアウト。このオプションは、同期メソッドにだけ適用されます。 BeginSend などの非同期メソッドに対しては機能しません。 |
ReuseAddress
.NET Compact Framework でもサポート。 |
既に使用されているアドレスにソケットをバインドすることを許可します。 |
SendBuffer
.NET Compact Framework でもサポート。 |
送信用に予約するソケット単位の合計バッファ領域を指定します。これは最大メッセージ サイズまたは TCP ウィンドウのサイズとは関係ありません。 |
SendLowWater
.NET Compact Framework でもサポート。 |
受信用に予約するソケット単位の合計バッファ領域を指定します。これは最大メッセージ サイズまたは TCP ウィンドウのサイズとは関係ありません。 |
SendTimeout
.NET Compact Framework でもサポート。 |
送信タイムアウト。このオプションは、同期メソッドにだけ適用されます。 BeginSend などの非同期メソッドに対しては機能しません。 |
Type
.NET Compact Framework でもサポート。 |
ソケット タイプを取得します。 |
TypeOfService
.NET Compact Framework でもサポート。 |
IP ヘッダーの type of service フィールドを変更します。 |
UnblockSource
.NET Compact Framework でもサポート。 |
以前にブロックしたソースのブロックを解除します。 |
UseLoopback
.NET Compact Framework でもサポート。 |
可能な場合はハードウェアをバイパスします。 |
使用例
[Visual Basic, C#, C++] この列挙体を使用してソケット オプションを設定する例を次に示します。
'Send operations will time-out if confirmation is
' not received within 1000 milliseconds.
s.SetSocketOption(SocketOptionLevel.Socket, SocketOptionName.SendTimeout, 1000)
' The socket will linger for 10 seconds after Socket.Close is called.
Dim lingerOption As New LingerOption(True, 10)
s.SetSocketOption(SocketOptionLevel.Socket, SocketOptionName.Linger, lingerOption)
[C#]
// Send operations will time-out if confirmation
// is not received within 1000 milliseconds.
s.SetSocketOption (SocketOptionLevel.Socket, SocketOptionName.SendTimeout, 1000);
// The socket will linger for 10 seconds after Socket.Close is called.
LingerOption lingerOption = new LingerOption (true, 10);
s.SetSocketOption (SocketOptionLevel.Socket, SocketOptionName.Linger, lingerOption);
[C++]
// Specifies that send operations will time-out
// if confirmation is not received within 1000 milliseconds.
s->SetSocketOption(SocketOptionLevel::Socket, SocketOptionName::SendTimeout, 1000);
// Specifies that the Socket will linger for 10 seconds after Close is called.
LingerOption *lingerOption = new LingerOption(true, 10);
s->SetSocketOption(SocketOptionLevel::Socket, SocketOptionName::Linger, lingerOption);
[JScript] JScript のサンプルはありません。Visual Basic、C#、および C++ のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタ ボタン をクリックします。
必要条件
名前空間: System.Net.Sockets
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
アセンブリ: System (System.dll 内)
参照
System.Net.Sockets 名前空間 | SocketOptionLevel | SocketOptionName