<bindingElementExtensions>
このセクションは、コンピュータまたはアプリケーションの構成ファイルからカスタム バインディング要素を使用できます。このコレクションにカスタム バインディング要素を追加するには、add キーワードを使用し、要素の type 属性をバインディング要素拡張に設定して、name 属性をカスタム バインディング要素に設定します。
バインディングの拡張により、ユーザーは、カスタム バインディングの一部として使用するユーザー定義のバインディング要素を作成できます。プログラムではバインディング拡張は、抽象クラス BindingElement を実装する型です。構成ファイルでは、bindingElementExtensions セクションは、拡張要素を定義するために使用されます。
次の例は、add 要素と name 属性を使用して、構成ファイルの bindingElementExtensions セクションにバインディング拡張を追加します。
<system.serviceModel>
<extensions>
<bindingElementExtensions>
<add name="udpTransport" type="Microsoft.ServiceModel.Samples.UdpTransportSection, UdpTransport,
Version=1.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=null" />
</bindingElementExtensions>
</extensions>
</system.serviceModel>
構成機能を要素に追加するには、ユーザーは bindingElementExtensionSection を記述して登録する必要があります。詳細については、System.Configuration を参照してください。
要素とその構成の型を定義したら、次の例に示すように拡張をカスタム バインディングの一部として使用できます。
<customBinding>
<binding name="test2">
<udpTransport />
<binaryMessageEncoding maxReadPoolSize="211" maxWritePoolSize="2132"
maxSessionSize="3141" />
</binding>
</customBinding>
関連項目
リファレンス
BindingElementExtensionElement