方法 : Windows Communication Foundation サービス コントラクトを実装する
これは、基本的な Windows Communication Foundation (WCF) サービスとそのサービスを呼び出すことができるクライアントの作成に必要な 6 つのタスクのうち、2 番目のタスクです。6 つのすべてのタスクの概要については、「チュートリアル入門」を参照してください。
WCF サービスを作成するには、初めにコントラクトを作成する必要があります。コントラクトは、インターフェイスを使用して定義できます。インターフェイスの作成詳細については、 、「方法 : Windows Communication Foundation サービス コントラクトを定義する」を参照してください。この例の次の手順では、インターフェイスの実装方法を示します。これには、ユーザー定義の ICalculator インターフェイスを実装する CalculatorService というクラスの作成も含まれます。手順の後に、このタスクに使用するコード例を示します。
WCF サービス コントラクトを実装するには
ICalculator
インターフェイスを定義したのと同じファイルに、CalculatorService
という新しいクラスを作成します。CalculatorService
は、ICalculator
インターフェイスを実装します。CalculatorService
クラス内に、ICalculator
インターフェイスで定義した各メソッドを実装します。メモ : テストを容易にするためにコンソール出力用のコードが追加されています。
例
コントラクトを定義するインターフェイスのコード例およびそのインターフェイスを実装するコード例を次に示します。
サービス コントラクトが作成されて実装されます。ソリューションをビルドして、コンパイル エラーが発生しないことを確認します。次は、「方法 : 基本的な Windows Communication Foundation サービスをホストおよび実行する」に進んでサービスを実行します。トラブルシューティングの詳細については、「チュートリアル入門のトラブルシューティング」を参照してください。
コードのコンパイル
コマンド ライン コンパイラを使用する場合は、System.ServiceModel アセンブリを参照してください。