ファイル システム ウォッチャー アクティビティのサンプル
このサンプルでは、ファイル システムのイベントをリッスンするために使用できるアクティビティを作成する方法を示します。特定のフォルダでのファイル作成といったファイル システムのイベントをリッスンするアクティビティを開発する際にキューを使用する方法について説明します。
サンプルにはカスタム サービスが含まれており、このサービスによって、FileWatcher アクティビティが特定の種類のファイル システム イベントを対象として登録できるようになります。このようなイベントが発生する場合、サービスはそのイベントをアクティビティに配信します。
FileWatcher アクティビティは、それ自体でも、EventDrivenActivity 親アクティビティ内でも機能するように作成されています。これにより、たとえば ListenActivity アクティビティ内などで FileWatcher アクティビティを使用できます。使用方法については、このサンプルのワークフロー例を参照してください。
FileWatcher アクティビティを構成する際、パス、フィルタ、NotifyFilter、指定されたパスのサブディレクトリをリッスン対象にするかどうかを示す bool 値を指定できます。これらのプロパティは、特定の種類のファイル システム イベントをサブスクライブするための構成要素です。
サンプルをビルドするには
[サンプルのダウンロード] をクリックしてサンプルをダウンロードします。
これにより、サンプル プロジェクトがローカル コンピュータのハード ディスクにダウンロードされます。
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft Windows SDK] をポイントし、[CMD シェル] をクリックします****。
サンプルのソース ディレクトリに移動します。
コマンド プロンプトで「MSBUILD <ソリューション ファイル名>」と入力します。
サンプルを実行するには
C:\temp と C:\temp2 フォルダを作成します (存在しない場合)。
[SDK コマンド プロンプト] ウィンドウで、FileWatcherTestHost\bin\debug フォルダ (このサンプルの VB バージョンでは、FileWatcherTestHost\bin フォルダ) にある .exe ファイルを実行します (このサンプルでは、メイン フォルダの下にあります)。
ファイルを C:\temp ディレクトリにドラッグします。
これにより、ワークフロー内の最初の FileWatcher アクティビティにイベントが配信されます。
ファイルを C:\temp2 ディレクトリにドラッグします。
これにより、ワークフロー内の 2 番目の FileWatcher アクティビティにイベントが配信されます。ListenActivity アクティビティには、20 秒の遅延を含む分岐があります。この時間内にファイルが C:\temp2 フォルダにドロップされない場合、ワークフローは次の手順に進みます。
ファイルを C:\temp ディレクトリにドラッグします。
これにより、ワークフロー内の 3 番目の FileWatcher アクティビティにイベントが配信されます。
関連項目
参照
その他の技術情報
Creating a Custom Activity
カスタム アクティビティのサンプル
同期されたサンプル
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