方法: エンティティ型を作成および変更する (Entity Data Model ツール)
このトピックでは、ADO.NET Entity Data Model デザイナー (エンティティ デザイナー) でエンティティ型を作成および変更する方法について説明します。
エンティティ型の作成
エンティティ型を作成する場合、エンティティ デザイナーは次の操作を実行します。
デザイン画面でエンティティ型の視覚的な表現を作成します。
概念データ モデルを定義する .edmx ファイルの一部を変更します。
新しい型が派生型である場合は、基本データ型を設定します。 これには、適切な継承コネクタが含まれます。
新しい型が派生型でない場合は、指定された名前と型のキー プロパティを作成します。
[マッピングの詳細] ウィンドウを更新します。
[モデル ブラウザー] ウィンドウを更新します。
[新しいエンティティ] ダイアログ ボックスを使用してエンティティ型を作成するには
デザイン画面の空の領域を右クリックし、[追加] をポイントして、[エンティティ] をクリックします。
[新しいエンティティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
新しいエンティティ型の設定を入力します。
エンティティ型の名前を指定します。 この名前は、概念モデルの名前空間内で一意である必要があります。 詳細については、「.edmx ファイルの概要 (Entity Framework)」を参照してください。
エンティティ型の基本データ型を選択します。 新しいエンティティ型を別の型から派生させる場合は、プルダウン リストから基本データ型を選択します。派生させない場合は、このフィールドを [なし] に設定します。
エンティティ セットの名前を指定します。 新しいエンティティが派生エンティティである場合、このフィールドは無効になります。
キー プロパティの名前と型を指定します。 キー プロパティは、エンティティ型の一意のインスタンスを見つけるために使用します。 これらのフィールドは、[基本データ型] が [なし] に設定されている場合に有効になります。
[OK] をクリックします。
デザイナーによってエンティティ型が作成されます。
ツールボックスを使用してエンティティ型を作成するには
[ツールボックス] から [エンティティ] コントロールをデザイン画面の空の領域にドラッグします。
新しいエンティティ型がデザイン画面に表示されます。
[プロパティ] ウィンドウで新しいエンティティ型のプロパティを編集します。
エンティティ型の変更
[プロパティ] ウィンドウを使用してエンティティ型を変更できます。
エンティティ型を変更するには
エンティティを選択します。
エンティティ型の情報が、[プロパティ] ウィンドウに表示されます。
[プロパティ] ウィンドウで必要な変更を行います。
デザイン画面を使用してプロパティ名を編集するには
エンティティ型を選択して、プロパティ名をクリックします。
プロパティ名が編集可能なフィールドになります。
プロパティ名を更新します。
エンティティ型の削除
エンティティ型の削除では、次の操作を行います。
デザイン画面からエンティティ型の視覚的な表現を削除します。
概念データ モデルを定義する .edmx ファイルの一部を変更します。
すべてのエンティティ型の派生型の [基本データ型] プロパティを [(なし)] に設定し、該当する継承コネクタを削除します。
削除されたエンティティ型が <End> 要素に含まれる、すべてのアソシエーションを削除します。 これにより、該当するナビゲーション プロパティも削除されます。
エンティティ型のマッピングを削除し、[マッピングの詳細] ウィンドウを更新します。
[モデル ブラウザー] ウィンドウを更新します。
エンティティ型を削除するには
エンティティ型を選択し、右クリックして [削除] を選択します。
または
1 つまたは複数のエンティティを選択し、Del キーを押します。
参照
リファレンス
[マップされないテーブルおよびビューの削除] ダイアログ ボックス (Entity Data Model デザイナー)
概念
ADO.NET Entity Data Model デザイナー