方法: 複合型プロパティをテーブルの列にマップする (Entity Data Model ツール)
このトピックでは、ADO.NET Entity Data Model デザイナー (エンティティ デザイナー) を使用して複雑型プロパティをテーブルの列にマップする方法を説明します。 [マッピングの詳細] ウィンドウでは、エンティティのスカラー プロパティおよび複合型プロパティを 1 つ以上のテーブルにマップし、マッピングの条件を定義して、列をプロパティ マッピングに指定できます。 このトピックの手順は、エンティティのスカラーおよび複合型の両方のプロパティに使用します。
注 : |
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このトピックでは、1 つの複合型プロパティを 1 つのデータベース テーブルにマップする方法について説明しますが、複合型プロパティは複数のデータベース テーブルにマップすることも可能です。そのプロセスは、スカラー プロパティを複数のテーブルにマップする方法と同様です。スカラー プロパティを複数のテーブルにマップする方法の例については、「チュートリアル: 複数のテーブルへのエンティティのマッピング (Entity Data Model ツール)」を参照してください。 |
次の表で、デザイン画面でエンティティ型を選択したときの [マッピングの詳細] ウィンドウのフィールドについて説明します。
名前 | 説明 |
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列 |
テーブル内のすべての列のアルファベット順の一覧が含まれています。 |
演算子 |
マッピングまたは条件演算子が表示されます。 |
値/プロパティ |
列にマップされたエンティティ プロパティが表示されます。 複合型プロパティは ComplexTypePropertyName.PropertyName として表示されます。 フィールドが空白の場合、その列は現在スカラー プロパティにマップされていません。 フィールドをクリックすると、すべてのスカラー プロパティが表示されるドロップダウン リストになります。 |
マッピングを追加するには
デザイン画面またはモデル ブラウザーでエンティティ型を右クリックして、[テーブル マッピング] を選択します。
[マッピングの詳細] ウィンドウにテーブル マッピングが表示されます。
[<テーブル名> にマップ] ノードを展開します。
[列マッピング] ノードが表示されます。
[列マッピング] ノードを展開します。
テーブル内のすべての列の一覧が表示されます。 列がマップされる既定のプロパティが [値/プロパティ] 見出しの下に表示されます。
マップする列を選択して、対応する [値/プロパティ] フィールドを右クリックします。
すべてのスカラー プロパティのドロップダウン リストが表示されます。
適切なプロパティを選択します。
各テーブル列ごとに、手順 6. と 7. を繰り返します。
列マッピングを削除するには
マップする列を選択して、[値/プロパティ] フィールドをクリックします。
フィールドは、ドロップダウン リストになります。
[削除] をクリックします。
参照
処理手順
方法: 複合型を作成および変更する (Entity Data Model ツール)
方法: 複合型プロパティをエンティティに追加する (Entity Data Model ツール)
方法: 関数インポートを複合型にマップする (Entity Data Model ツール)
方法: 既存のプロパティを複合型プロパティにリファクタリングする (Entity Data Model ツール)
方法: 条件を追加または削除する (Entity Data Model ツール)
方法: エンティティをデータベース テーブルにマップする (Entity Data Model ツール)