探索ルーター サービス
このサンプルでは、探索メッセージを別のエンドポイントに転送する方法を示します。
使用例
探索ルーティング
説明
探索ルーティングは、プロキシがサービスを認識しないが、別のプロキシのことは認識する場合に、クライアントがプロキシを使用してそのようなサービスを検索するシナリオで役に立ちます。このプロキシは、探索パケットをこのクライアントから 2 番目のプロキシに転送できます。2 番目のプロキシはサービスを検索し、応答を元のクライアントに返します。
このサンプルでは、クライアントはメッセージを探索ルーティング コンポーネントに送信します。このメッセージは、探索ルーター上の特定のエンドポイントに送信されます。その後、このルーターはメッセージを UDP マルチキャスト エンドポイントに転送します。プローブ メッセージはマルチキャスト エンドポイントに送信され、UDP マルチキャスト アドレスをリッスンするサービスは、その探索ルーターに応答します。探索ルーターは応答を収集し、クライアントにその応答を返します。
サンプルを設定、ビルド、および実行するには
このサンプルをビルドします。
DiscoveryRouter 実行可能ファイルを実行します。
ビルド ディレクトリからサービス実行可能ファイルを実行します。
クライアント実行可能ファイルを実行します。クライアントでサービスが検索されることに注意してください。
注 : |
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サンプルは、既にコンピューターにインストールされている場合があります。続行する前に、次の (既定の) ディレクトリを確認してください。
<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples
このディレクトリが存在しない場合は、「.NET Framework 4 向けの Windows Communication Foundation (WCF) および Windows Workflow Foundation (WF) のサンプル」にアクセスして、Windows Communication Foundation (WCF) および WF のサンプルをすべてダウンロードしてください。このサンプルは、次のディレクトリに格納されます。
<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples\WCF\Basic\Discovery\DiscoveryRouter
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