既定のリスト コンテンツ タイプ
最終更新日: 2009年10月5日
適用対象: SharePoint Foundation 2010
Microsoft SharePoint Foundation 2010 では、すべてのアイテムにコンテンツ タイプが暗黙的または明示的に割り当てられます。アイテムのコンテンツ タイプを明示的に設定するには、そのアイテムに対してコンテンツ タイプを選択します。ただし、ユーザーによってコンテンツ タイプが明示的に割り当てられていないアイテムでも、アイテムが置かれているリストのメタデータ要件 (つまりスキーマ) に従う必要があります。そのため、リストのスキーマは実際にはリスト自体の既定のコンテンツ タイプとして機能します。
そもそも、SharePoint Foundation に含まれる基本コンテンツ タイプの階層は、作成可能なさまざまな種類のリストに対応しています。リストを作成すると、SharePoint Foundation によって、適切な基本サイト コンテンツ タイプに基づいてリスト コンテンツ タイプがリストにコピーされます。たとえば、お知らせリストを作成すると、SharePoint Foundation によってお知らせサイト コンテンツ タイプが既定のリスト コンテンツ タイプとしてローカルでリストにコピーされます。ドキュメント ライブラリを作成すると、SharePoint Foundation によってドキュメント コンテンツ タイプが既定のリスト コンテンツ タイプとしてローカルでリストにコピーされます。そのため、リストに既定のコンテンツ タイプがあることを意識していなくても、必ずそれは存在しています。
リストに列を追加または削除して変更を加えると、その変更はリストに含まれているリスト コンテンツ タイプにも既定で適用されます。
SharePoint Foundation に既定で含まれているコンテンツ タイプの詳細については、「コンテンツ タイプの基本的な階層」を参照してください。