Setup.exe コマンド ライン リファレンス (Office SharePoint Server)
SharePoint 製品とテクノロジでは、setup.exe コマンド ライン ツールを使用する操作はほどんどなく、これらの操作のほとんどは IT 管理者のみが担当します。
この記事の内容
setup.exe コマンド ライン スイッチの使用方法
使用可能なスイッチとパラメータ
setup.exe コマンド ライン スイッチの使用方法
setup.exe を実行するときには、コマンドの後にスペースを入れ、スラッシュ (/) とスイッチの名前を続けます。場合によっては、別のスペースや 1 つ以上のパラメータを続けることもあります。これらの指定は、コマンドをどのように実行するかに関する情報をより多くプログラムに伝える特定の指示です。 次のセクションの表に、スイッチの例をいくつか示します。
使用可能なスイッチとパラメータ
SharePoint 製品とテクノロジでは、以下のコマンド ライン オプションがセットアップによって認識されます。
スイッチまたはパラメータ | 説明 |
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インストール時にセットアップが使用する構成ファイルを指定します。 既定では、コア製品フォルダに格納されている Config.xml ファイルでその製品のインストールをセットアップに指示します。 Config.xml ファイルを編集すると、インストールに追加のカスタマイズを加えたり、異なる構成ファイルを指定したりすることができます。 セットアップのコマンド ラインで /config を使用し、特定製品用の既定の Config.xml ファイルがある場所を指定するか、カスタム構成ファイルを指定します。 使用例 カスタマイズした config.xml ファイルを指定するには、次のように使用します。
ここで、<folder> は Config.xml ファイルが格納されているフォルダです。 または、異なる構成ファイルを指定するには、次のように使用します。
注意 完全修飾パスを使用する必要があります。セットアップでは、/config を含む相対パスは認識されません。 |
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セットアップをメンテナンス モードで実行し、既存の Office インストールに対して機能の追加や削除などの変更を加えるために修正された Config.xml ファイルと共に使用されます。 変更する製品について、Setup.xml ファイルの [ProductID] の値を検索します。 Setup.xml ファイルはコア製品フォルダにあります。 Setup.xml 内では、[ProductID] は、Setup 要素の Id 属性の値と同等です。 次に例を示します。
Office SharePoint Server 2007では、このスイッチをサーバーの構成を変更するために使用できません (スタンドアロン構成からサーバー ファーム構成へ、など)。 Office SharePoint Server 2007の構成を変更するには、Office SharePoint Server 2007をアンインストールし、異なる構成タイプでインストールし直す必要があります。 例
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セットアップを実行して、特定の製品に必要なファイルを修復します。 変更する製品について、Setup.xml ファイルの [ProductID] の値を検索します。 修復モードでセットアップを実行すると、プログラム ファイルのみが影響を受け、サーバーの構成やサイトの修復は行われません。 注意 構成の修復を完了するには、 例
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指定された製品をユーザーのコンピュータから削除します。 変更する製品について、Setup.xml ファイルの [ProductID] の値を検索します。 例
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このトピックは、簡単に読んだり印刷したりできるように、次のダウンロード可能なドキュメントに収められています。
使用できるすべてのブックの一覧については、「Office SharePoint Server 2007 のダウンロード可能なブック」を参照してください。