Visio Graphics Service のグローバル設定を構成する (SharePoint Server 2010)
適用先: SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2015-03-09
Visio Graphics Service のグローバル設定は、SharePoint サーバーの全体管理 Web サイト、または Windows PowerShell を使用して準備できます。次の手順は、Visio Graphics Service サービス アプリケーションを作成する方法を示しています。
サーバーの全体管理を使用して Visio Graphics Service サービス アプリケーションを構成するには
次の管理者の資格情報があることを確認します。
- サービス アプリケーションを作成するには、ファームの管理者グループのメンバーである必要があります。
サーバーの全体管理のホーム ページの [アプリケーション構成の管理] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。
構成する Visio Graphics Service サービス アプリケーションを選択します。
[Visio Graphics Service Settings] ページで以下の手順を実行します。UNRESOLVED_TOKEN_VAL()
パラメーター 説明 図の最大サイズ
表示できる Web 図面の最大サイズ (MB 単位) です。サイズの制限を大きくすると、サーバーの負荷が大きい状態ではパフォーマンスが低下します。一方、制限を小さくすると、より複雑な Web 図面を表示できなくなります。
最小キャッシュ時間
Web 図面がメモリ内にキャッシュされる最小時間 (分単位) です。値を小さくすると、ユーザーがデータをより頻繁に更新するように設定できるようになりますが、サーバー上の CPU とメモリ使用量が増加します。
この値は、ユーザーごとの図面ごとに適用されます。キャッシュ時間は、ユーザーが Web 図面を表示すると開始します。キャッシュ時間が経過するまで、そのユーザーがその Web 図面を更新することはできません。その Web 図面を他のユーザーが初めて表示すると、そのユーザーに対するキャッシュ時間が開始します。
最大キャッシュ時間
キャッシュされた Web 図面が削除されるまでの時間 (分単位) です。値を大きくすると、ファイルの I/O と CPU の負荷が軽減されますが、サーバー上のメモリ使用量が増加します。
最大再計算時間
データの更新操作がタイムアウトするまでの秒数です。タイムアウトを長くすると、より複雑なデータに接続された Web 図面を再計算できるようになりますが、使用される処理能力は増加します。この値は、データ接続された Web 図面に対してのみ適用されます。
外部データ
無人サービス アカウントの資格情報を参照するために使用する、登録済みの Secure Store Service のターゲット アプリケーション ID です。無人サービス アカウントは、すべてのドキュメントがデータの更新に使用できる単一のアカウントです。無人サービス アカウントは、SQL Server などの SharePoint Server の外部のデータ ソースに接続するときに必要になります。
[OK] をクリックします。
Windows PowerShell を使用して Visio Graphics Service サービス アプリケーションを構成するには
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。
[スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。
[Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。
[Sharepoint 2010 管理シェル] をクリックします。
Windows PowerShell コマンド プロンプト (PS C:\>) で、Visio Graphics Service サービス アプリケーションでパフォーマンス パラメーターを管理するために次の構文を入力して、Enter キーを押します。
Set-SPVisioPerformance -MaxDiagramCacheAge <分数>-MaxDiagramSize <MB 単位のサイズ>-MaxRecalcDuration <秒数>-MinDiagramCacheAge <分数>VisioServiceApplication <Visio Service アプリケーション>
Windows PowerShell コマンド プロンプトで、Visio Graphics Service サービス アプリケーションでデータ構成パラメーターを管理するために次の構文を入力して、Enter キーを押します。
Set-SPVisioExternalData -VisioServiceApplication <Visio Service アプリケーション>-UnattendedServiceAccountApplicationID <アプリケーション ID>
詳細については、「Set-SPVisioPerformance」を参照してください。