[サーバーへの接続] ([追加の接続パラメーター] ページ)
SQL Server Management Studioの [接続先] ダイアログ ボックスには、最も一般的な接続文字列の値がオプションとして表示されます。 [追加の接続パラメーター] ページを使用すると、接続文字列に接続パラメーターをさらに追加できます。
追加の接続パラメーターには、任意の ODBC 接続パラメーターを使用できます。
追加の接続パラメーターは、 ;parameter1=value1;parameter2=value2という形式で追加する必要があります。
[追加の接続パラメーター] ページを使用して追加したパラメーターは、 [接続先] ダイアログ ボックスのオプションを使用して選択したパラメーターに追加されます。
指定した各パラメーターの最後のインスタンスは、そのパラメーターの前のインスタンスをオーバーライドします。 [追加の接続パラメーター] ページを使用して追加したパラメーターは、 [ログイン] タブまたは [接続プロパティ] タブで指定したパラメーターより優先されます。 たとえば、 [ログイン] タブの [サーバー名] で「 SERVER1」と指定し、 [追加の接続パラメーター] ページで「 ;SERVER=SERVER2」と指定した場合、 SERVER2に接続されます。
[追加の接続パラメーター] ページで追加したパラメーターは、常にプレーン テキストとして渡されます。
重要
[追加の接続パラメーター] ページにはログイン資格情報やパスワードを含めないでください。 このダイアログ ボックスで指定したパラメーターは、ネットワーク経由で渡されるときに暗号化されません。 代わりに [ログイン] タブを使用してください。
タスク一覧
[追加の接続パラメーター] ページを表示するには
Management Studio の [ クエリ ] メニューで、[ 接続] をポイントし、[ 接続] をクリックします。
[接続先] ダイアログ ボックスで、 [オプション]をクリックし、 [追加の接続パラメーター] タブをクリックします。
例
例 A: データベース エンジンへの接続
ACCOUNTING という名前のサーバー上の AdventureWorks2012 データベースに接続するには、[ 追加の接続パラメーター ] ページに次のように入力します。
;SERVER=ACCOUNTING;DATABASE=AdventureWorks2012
例 B: Analysis Services への接続
分析サーバーに接続し、通知をリッスンするすべてのパーティションに対するクエリが (キャッシュをバイパスして) リアルタイムで実行されるようにして、書き戻しのタイムアウト値を 5 に設定するには、 [追加の接続パラメーター] ページに次のように入力します。
;Real Time Olap=TRUE;Writeback Timeout=5