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Web 設定リファレンス (Master Data Services)

マスター データ サービスは、Web.config ファイルを使用して、インターネット インフォメーション サービス (IIS) がマスター データ マネージャー Web アプリケーションと Web サービスをホストできるようにする構成設定を含みます。 このWeb.config ファイルは、マスター データ サービスインストール パスの WebApplication フォルダーにあります。 パスとアクセス許可の詳細については、「フォルダーとファイルのアクセス許可 (マスター データ サービス)」を参照してください。

Web.Config 要素

Web.config ファイルには、標準の IIS、.NET Framework、ASP.NET、<および Windows Communication Foundation (WCF) 構成要素に加えて、カスタム マスター データ サービス要素 masterDataServices> が含まれています。 次の表では、Web.config ファイルに含まれている要素について説明します。

Configuration 要素 説明
masterDataServices Custom 要素。 マスター データ サービス Web サービスをマスター データ サービス データベースに接続します。
connectionStrings ASP.NET 要素。 詳細については、MSDN ライブラリの「 connectionStrings 要素 (ASP.NET 設定スキーマ) 」を参照してください。
system.web ASP.NET 要素。 詳細については、MSDN ライブラリの「 system.web 要素 (ASP.NET 設定スキーマ) 」を参照してください。
startup .NET Framework 要素。 詳細については、MSDN ライブラリの startup> 要素に関するページを参照してください<
runtime .NET Framework 要素。 詳細については、MSDN ライブラリの runtime> 要素に関するページを参照してください<
system.codedom .NET Framework 要素。 詳細については、MSDN ライブラリの system.codedom> 要素を参照してください<
system.web.extensions ASP.NET 要素。 詳細については、MSDN ライブラリの「 system.web.extensions 要素 (ASP.NET 設定スキーマ) 」を参照してください。
system.webServer IIS 要素を含んだセクション グループ。 詳細については、MSDN ライブラリの system.webServer セクション グループ [IIS 7 設定スキーマ] を 参照してください。
system.serviceModel WCF 要素。 詳細については、MSDN ライブラリの system.serviceModel> を参照してください<
system.diagnostics .NET Framework 要素。 詳細については、「system.診断>」を参照してください<。 MSDN ライブラリの要素。
appSettings ASP.NET 要素。 詳細については、MSDN ライブラリの「 appSettings 要素 (全般設定スキーマ) 」を参照してください。

masterDataServices 要素

<masterDataServices> 要素は、マスター データ サービス Web サービスをマスター データ サービス データベースに接続するために使用されるカスタム要素です。

構文

<masterDataServices>  
   <instance virtualPath="path" siteName="name" connectionName="name" serviceName="name" />  
</masterDataServices>  

要素と属性

Item 説明
instance 子要素。 Web サービスとデータベース接続文字列の情報を指定する属性を含みます。
virtualPath Attribute。 マスター データ マネージャー Web アプリケーションとサービスの仮想パスを指定します。 これは、pathIIS ApplicationHost.config ファイルの site> 要素の<下にあるアプリケーション>要素の属性に対応します。<
siteName Attribute。 マスター データ マネージャー Web アプリケーションとサービスをホストするサイトの名前を指定します。 これは、nameIIS ApplicationHost.config ファイル内の<サイト>>のサイト<要素の属性に対応します。
connectionName Attribute。 使用する接続の名前を指定します。 これは、nameWeb.configの connectionStrings> 要素の下にある<add> 要素の属性に対応します。<
serviceName Attribute。 Web サービスの名前を指定します。 これは、Web.configの name<services> 要素の下にある service> 要素の<属性に対応します。

次の例は、Contoso サイト上の MDS1 という名前のサービスと、MDSDB によって指定された接続文字列を使用した /MDS パスを示しています。

<masterDataServices>  
   <instance virtualPath="/MDS" siteName="Contoso" connectionName="MDSDB" serviceName="MDS1" />  
</masterDataServices>