データベースの互換性レベルの表示または変更
このトピックでは、SQL Server Management Studioまたは Transact-SQL を使用して、SQL Server 2014 でデータベースの互換性レベルを表示または変更する方法について説明します。 データベースの互換性レベルを変更する前に、この変更がアプリケーションに及ぼす影響について理解しておく必要があります。 詳細については、「ALTER DATABASE 互換性レベル (Transact-SQL)」を参照してください。
このトピックの内容
作業を開始する準備:
以下を使用してデータベースの互換性レベルを表示または変更するには:
はじめに
セキュリティ
アクセス許可
データベースに対する ALTER 権限が必要です。
SQL Server Management Studio を使用する
データベースの互換性レベルを表示または変更するには
SQL Server データベース エンジンの適切なインスタンスに接続した後、オブジェクト エクスプローラーでサーバー名をクリックします。
[データベース] を展開します。さらに、そのデータベースに応じて、ユーザー データベースを選択するか、または [システム データベース] を展開してシステム データベースを選択します。
データベースを右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
[データベースのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ページの選択] ペインの [オプション] をクリックします。
[互換性レベル] ボックスの一覧に現在の互換性レベルが表示されます。
互換性レベルを変更するには、一覧から別のオプションを選択します。 選択できるのは、 [SQL Server 2008 (100)]、 [SQL Server 2012 (110)]、 [SQL Server 2014 (120)]のいずれかです。
Transact-SQL の使用
データベースの互換性レベルを表示するには
データベース エンジンに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、 [実行] をクリックします。 この例では、 AdventureWorks2012 データベースの互換性レベルを返します。
USE AdventureWorks2012;
GO
SELECT compatibility_level
FROM sys.databases WHERE name = 'AdventureWorks2012';
GO
データベースの互換性レベルを変更するには
データベース エンジンに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、 [実行] をクリックします。 次の使用例は、SQL Server 2014 の互換性レベルを変更します。
ALTER DATABASE AdventureWorks2012
SET COMPATIBILITY_LEVEL = 120;
GO