レッスン 3:SQL Server 資格情報の作成
このレッスンでは、Azure ストレージ アカウントへのアクセスに使用されるセキュリティ情報を格納するための資格情報を作成します。
SQL Server 資格情報は、SQL Server の外部にあるリソースへの接続に必要な認証情報を保存するために使用されるオブジェクトです。 資格情報には、ストレージ コンテナーの URI パスと Shared Access Signature キー値が格納されます。 データ ファイルまたはログ ファイルによって使用されるストレージ コンテナーごとに、名前がコンテナーのパスに一致する SQL Server 資格情報を作成する必要があります。
資格情報に関する一般的な情報については、「 資格情報 (データベース エンジン)」を参照してください。
重要
以下で説明するSQL Server資格情報を作成するための要件は、Azure のデータ ファイルのSQL Server機能に固有のものです。 Azure Storage でのバックアップ プロセスの資格情報の作成については、「レッスン 2: SQL Server資格情報を作成する」を参照してください。
SQL Server 資格情報を作成するには、次の手順を実行します。
SQL Server Management Studio に接続します。
オブジェクト エクスプローラーで、インストールしたデータベース エンジンのインスタンスに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ]をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、必要に応じて変更します。 次のステートメントでは、ストレージ コンテナーの Shared Access Certificate を格納するためのSQL Server資格情報を作成します。
USE master CREATE CREDENTIAL credentialname - this name should match the container path and it must start with https. WITH IDENTITY='SHARED ACCESS SIGNATURE', -- this is a mandatory string and do not change it. SECRET = 'sharedaccesssignature' -- this is the shared access signature key that you obtained in Lesson 2. GO
詳細については、オンライン ブックの CREATE CREDENTIAL (Transact-SQL) SQL Server参照してください。
使用可能なすべての資格情報を表示するには、クエリ ウィンドウで次のステートメントを実行します。
SELECT * from sys.credentials
sys.credentials の詳細については、オンライン ブックの sys.credentials (Transact-SQL) SQL Server参照してください。
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