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コマンドの実行

データ ソースへの接続が確立されたら、コンシューマーは IDBCreateSession::CreateSession メソッドを呼び出してセッションを作成します。 セッションは、コマンド、行セット、またはトランザクションのファクトリとして動作します。

個別のテーブルやインデックスを直接操作するには、IOpenRowset インターフェイスを要求します。 IOpenRowset::OpenRowset メソッドは、1 つのベース テーブルまたはベース インデックスからのすべての行が含まれる行セットを開いて返します。

コマンド (SELECT * FROM Authors など) を実行するために、コンシューマーはインターフェイスを IDBCreateCommand 要求します。 IDBCreateCommand::CreateCommand メソッドを実行してコマンド オブジェクトを作成し、ICommandText インターフェイスを要求できます。 実行するコマンドを指定するには、ICommandText::SetCommandText メソッドを使用します。

コマンドを実行するには、Execute コマンドを使用します。 コマンドには、任意の SQL ステートメントやプロシージャ名を指定できます。 コマンドを実行しても、必ず結果セット (行セット) オブジェクトが得られるわけではありません。 SELECT * FROM Authors などのコマンドでは、結果セットが得られます。

参照

SQL Server Native Client OLE DB プロバイダー アプリケーションの作成