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参照変換のアップグレード

2005 年SQL Serverから 2014 年SQL Serverにアップグレードする場合は、ルックアップ変換の新機能を利用するようにパッケージを変更することを検討してください。 この変換では、SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) で使用できるキャッシュの種類とデータ出力オプションがサポートされています。 キャッシュとデータ出力の追加の詳細については、「 参照変換」を参照してください。

SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) では、使用可能なキャッシュの種類は、完全キャッシュ、部分キャッシュ、キャッシュなしです。 SQL Server 2014 Integration Services (SSIS) では、これらのキャッシュの種類のいずれかを使用するようにルックアップ変換を構成できます。 部分キャッシュまたはキャッシュなしを実装する方法の詳細については、「キャッシュ なしモードまたは部分キャッシュ モードでの参照の実装」を参照してください。 完全キャッシュを実装する方法については、「キャッシュ 接続マネージャーを使用してフル キャッシュ モードで参照変換を実装する」および「OLE DB 接続マネージャーを使用してフル キャッシュ モードで参照変換を実装する」を参照してください。

SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) では、ルックアップ変換に入力、出力、およびエラー出力がありました。 参照データセットに一致するエントリがある入力の行は、出力で処理されていました。 一致するエントリがない入力の行はエラーとして処理され、エラー出力にリダイレクトされていました。 SQL Server 2014 Integration Services (SSIS) では、ルックアップ変換には、一致出力と一致しない出力の 2 つの出力があります。

既定では、SQL Server 2005 で作成された参照変換を実行すると、SQL Server 2014 Integration Services (SSIS) は、一致するエントリを含まない行をエラーとして扱い、行をエラー出力にリダイレクトできるようにします。 行をエラーではないものとして処理し、それらの行を、一致しない出力にリダイレクトするように参照変換を構成することもできます。

詳細については、「 ルックアップ変換エディター ([全般] ページ)」を参照してください。

関連項目

参照変換