実行モードでのレポートの操作 (レポート ビルダ)
[レポートの実行] ボタンをクリックすると、レポートが実行モードで表示されます。レポート ビルダの実行モードでは、次の操作を実行できます。
- レポートを別の種類のファイルにエクスポートする。
- レポートを印刷する。
- レポートをレポート サーバーまたはローカル コンピュータに保存する。
- レポート データの内容を検索する。
- データを並べ替える。
- レポートのデータを表示する。
- クリックスルー レポートを表示する。
- レポート ページを拡大および縮小する。
レポート コンテンツの表示
[実行] ツール バーを使用すると、レポート内のページ数の確認、レポートのページ間の移動、レポート コンテンツの表示を行うことができます。
レポート内の特定の情報を探す際には、[検索] ボタンと [次へ] ボタンを使用します。たとえば、レポート内に表示される製品名などの特定の値を探すとします。[検索] ボックスに値を入力し、[検索] ボタンと [次へ] ボタンを使用することで、レポート内のその値のインスタンスをすべて検出することができます。
現在のレポートのページのサイズは、レポート内の行および列の数に応じて調整できます。実行モードでは、レポート ページのコンテンツを拡大および縮小できます。ズーム設定は、元のページ サイズの 25% ~ 500% に設定できます。ウィンドウの実行結果領域内にページ全体を表示することもできます。[ページ全体] オプションを選択すると、そのページに表示されているデータの量に応じて、各ページのズーム設定が変化します。また、レポート コンテンツをページ全体に表示することもできます。ズーム設定を行ってレポートを保存した場合でも、他のユーザーはレポートを表示するときにズーム設定を調整できます。
レポートの改良
実行モードでは、フィルタの変更、データの並べ替え、データのグループ化などを行い、レポートに調整を加えていくことができます。たとえば、レポートの内容と外観を確認した後、レポートに改ページを適用してデータを読みやすくすることができます。あるいは、レポートにフィルタを適用して、製造部門に関するデータのみを表示するとします。レポートを更新すると、レポート ビルダによってデータが自動的に更新されるので、返されるデータに変更内容がどのように影響したかを確認できます。たとえば、改ページを適用した後であれば、レポート ビルダによってレポートが自動的に再実行され、改ページが入ったレポートが返されます。
レポートの書式やデザインは、実行モードでは変更できません。代わりに、レポート ビルダのツール バーで [レポートのデザイン] ボタンをクリックしてデザイン モードに切り替えると、引き続きレポート レイアウトを操作できます。デザイン モードに切り替えた場合、データの表示方法は再度処理する必要があります。
レポートを実行した後、レポートをレポート サーバーまたはコンピュータに保存できます。レポートの保存については、「レポートの保存 (レポート ビルダ)」を参照してください。データが含まれているレポートを保存する場合、いずれかのエクスポート オプションを使用して、別の種類のファイルとしてレポートを保存できます。別の種類のファイルとしてのレポートの保存については、「別の種類のファイルとしてのレポートのエクスポート (レポート ビルダ)」を参照してください。
レポートを実行した後、コピーを印刷できます。レポートの印刷については、「レポートの印刷 (レポート ビルダ)」を参照してください。
参照
概念
レポートの実行 (レポート ビルダ)
レポートからのクリックスルー レポートの表示 (レポート ビルダ)
データの処理 (レポート ビルダ)
データのグループ化と並べ替え (レポート ビルダ)