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HTML 表示でのページ レイアウト

HTML 表示拡張機能を使用すると、レポート アイテムとデータのレイアウトが HTML ファイルの要素として表示されます。各アイテムがどのように表示されるかは、レポート アイテムごとに異なります。

レポート

Report RDL 要素内の要素は、要素またはタグとして、HTML ドキュメントの HEAD セクション内に表示されます。次の表に、HTML 表示拡張機能では Report RDL 要素内の要素がどのように表示されるかを示します。

RDL 要素 表示方法

Name

<TITLE>value of NameRDL element</TITLE>

Description

<META NAME="Description" CONTENT=" value of Description RDL element">

Author

<META NAME="Author" CONTENT="value of Author RDL element">

AutoRefresh

<META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT=" value of AutoRefreshRDL element">

Body

Body RDL 要素のコンテンツは、HTML ドキュメントの BODY セクションに表示されます。BODY セクションには、高さ、幅、および罫線に関する情報を含む DIV タグが含まれています。Body RDL 要素内に含まれているアイテムは、BODY HTML 要素の子要素として表示されます。

次の表に、HTML 表示拡張機能では Body RDL 要素内の要素がどのように表示されるかを示します。

RDL 要素 表示方法

Height

DIV HTML 要素の高さの属性です。

Width

DIV HTML 要素の幅の属性です。

Page Height

無視されます。

Page Width

無視されます。

Columns

無視されます。

ColumnSpacing

無視されます。

ms156318.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
HTML 表示拡張機能では、レポート本文に複数の列 ("折り返し" または連続) を含めることはサポートされません。HTML 表示拡張機能では、すべてのレポートが 1 つの列で表示されます。

ページ ヘッダーは、各ページの上部に DIV タグとして表示されます。ページ ヘッダーのコンテンツは、TABLE タグ内に含まれます。次の表に、HTML 表示拡張機能では PageHeader RDL 要素内の要素がどのように表示されるかを示します。

RDL 要素 表示方法

Height

TABLE HTML 要素の高さです。

PrintOnFirstPage

ページ ヘッダーを最初のページに含めるかどうかを示します。

PrintOnLastPage

ページ ヘッダーを最後のページに含めるかどうかを示します。

ページ フッターは、各ページの下部に DIV タグとして表示されます。ページ フッターのコンテンツは、TABLE タグ内に含まれます。次の表に、HTML 表示拡張機能では PageFooter RDL 要素内の要素がどのように表示されるかを示します。

RDL 要素 表示方法

Height

TABLE HTML 要素の高さです。

PrintOnFirstPage

ページ フッターを最初のページに含めるかどうかを示します。

PrintOnLastPage

ページ フッターを最後のページに含めるかどうかを示します。

Custom

Custom RDL 要素は、HTML 表示拡張機能では無視されます。

レポート アイテムの一部であるハイパーリンクは、HTML ドキュメントの A タグとして表示されます。次の表に、HTML 表示拡張機能では Hyperlink RDL 要素内の要素がどのように表示されるかを示します。

RDL 要素 表示方法

URL

A タグの HREF 属性です。

Visibility

Hidden RDL サブ要素の値が True で、ToggleItem 要素が設定されていない場合、レポート アイテムは表示されません。ToggleItem が設定されている場合は、切り替えアイテムの隣に表示切り替えイメージが表示されます。イメージをクリックすると、レポート サーバーで HTML が更新され、レポート アイテムが表示されます。

ToggleImage

テキスト ボックスに ToggleImage 子要素が含まれている場合、罫線と余白の内側にあるテキスト ボックスのテキストの左側に、プラス記号 (+) またはマイナス記号 (-) の小さな画像が表示されます。

Style

スタイル要素は、HTML 4.0 では CSS スタイルとして、HTML 3.2 では HTML 属性として表示されます。HTML 4.0 の場合、レポート アイテムごとに 1 つの CSS スタイルが表示されます。スタイルの名前は、レポートとサブレポート全体で一意です。次の表では、RDL スタイル属性が HTML スタイルにマップされる方法について説明します。

RDL スタイル 説明 HTML 4.0 HTML 3.2

BorderColor

罫線の色

border

bordercolor

BorderStyle

罫線のスタイル

border

無視

BorderWidth

罫線の幅

border

border

BackgroundColor

背景の色

background-color

bgcolor

BackgroundImage

背景画像の URL

background-image

background

BackgroundRepeat

背景画像の繰り返しパターン

background-repeat

無視 (repeat)

FontStyle

フォントのスタイル (標準、斜体)

font-style

<I>

FontSize

フォントのサイズ

font-family

<font face=>

FontWeight

テキストの太さ

font-weight

<B>

TextDecoration

テキストの装飾 (下線、取り消し線)

text-decoration

<U>

TextAlign

テキストの水平方向の配置

text-align

align

VerticalAlign

テキストの垂直方向の配置

vertical-align

valign

Color

テキストの色

color

color

PaddingLeft

左罫線とテキスト間の余白のサイズ

padding-left

無視

PaddingRight

右罫線とテキスト間の余白のサイズ

padding-right

無視

PaddingTop

上罫線とテキスト間の余白のサイズ

padding-top

無視

PaddingBottom

下罫線とテキスト間の余白のサイズ

padding-bottom

無視

LineHeight

テキストの行の高さ

Line-height

無視

Direction

右から左、または左から右

DIR 属性

無視

Language

テキストの言語

LANG 属性

無視

UnicodeBiDi

双方向アルゴリズムの上書き

unicode-bidi

<BDO>

ms156318.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
HTML 4.0 と HTML 3.2 では使用するタグが異なるので、同じアイテムが 2 つの形式で異なって表示されることがあります。たとえば、フォントの太さを調整するために使用するタグは、HTML 4.0 の方が正確です。フォントの太さによっては、HTML 4.0 では太字で表示されるテキストが、HTML 3.2 では太字で表示されないことがあります。
ms156318.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
Double という罫線スタイルで罫線幅が 2 pt 未満の罫線は、HTML 表示拡張機能により 1 行で表示されます。Double 罫線スタイルを適用した罫線を 2 行とも表示するには、少なくとも 2 pt の罫線幅が必要です。

参照

概念

HTML 出力のデザイン

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手