レッスン 2 : 接続情報の設定

[アーティクル]
12/15/2008

Tutorial プロジェクトにレポートを追加したら、レポートがデータを抽出するデータソースを定義する必要があります。Reporting Services では、レポートで使用するデータはデータセットに格納されます。データセットには、データソースを参照するポインタとレポートにより使用されるクエリが含まれています。

このチュートリアルでは、サンプルデータベース AdventureWorks をデータソースとして使用します。ここでは、SQL Server データベースエンジンの既定のインスタンスがローカルコンピュータ上にインストールされており、そのインスタンスに AdventureWorks データベースが配置されていることを前提としています。

接続を設定するには

[データ] タブで、このページの上部にある [データセット] ボックスの一覧から [新しいデータセット] を選択します。[データソース] ダイアログボックスが開きます。
[名前] に「AdventureWorks」と入力します。
[型] で [Microsoft SQL Server] を選択します。
[接続文字列] に次のように入力します。
```
Data source=(local); initial catalog=AdventureWorks
```
この接続文字列は、Business Intelligence Development Studio、レポートサーバー、および AdventureWorks データベースがすべてローカルコンピュータにインストールされていることと、ユーザーが AdventureWorks データベースにログオンする権限を持っていることが前提となります。

SQL Server 2005 Express Edition with Advanced Services または名前付きインスタンスを使用している場合は、接続文字列にインスタンス情報を含める必要があります。
```
Data source=localhost\SQLEXPRESS; initial catalog=AdventureWorks
```
接続文字列の詳細については、「データソースへの接続」および「[データソース] ([全般] タブ、レポートデザイナ)」を参照してください。
[OK] をクリックします。AdventureWorks が [データセット] ペインに追加されます。

次の図の [データソース] ダイアログボックスは、データソースへの接続を指定するときに使用します。

[データソース] ダイアログボックス

次の作業

AdventureWorks サンプルデータベースへの接続が正常に定義されました。次に、レポートを作成します。「レッスン 3 : レポート用のクエリの定義」を参照してください。

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