NSNotificationBatchList (Transact-SQL)
通知クラスに対して生成された通知バッチを一覧表示します。
構文
[ application_schema_name . ] NSNotificationBatchList
[ @NotificationClassName = ] notification_class_name
引数
- [ @NotificationClassName = ] notification_class_name
通知クラスの名前を指定します。notification_class_name のデータ型は nvarchar(255) で、既定値はありません。
結果セット
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
NotificationClassName |
nvarchar(255) |
通知クラスの名前。 |
NotificationBatchId |
bigint |
通知バッチの識別子。 |
NotificationCount |
int |
通知バッチに含まれている通知の数。 |
NotificationBatchesStatus |
nvarchar(255) |
通知バッチの状態。次のいずれかの値になります。
|
NotificationBatchExpirationTime |
datetime |
通知バッチの有効期限が切れる日時。協定世界時 (UTC) で表されます。有効期限になると、配信されていない通知はすべて破棄されます。再試行スケジュールに関係なく、これらの通知の配信はその後試行されません。この値が NULL の場合、バッチに有効期限はありません。 |
StartGenerationTime |
datetime |
通知バッチの生成を開始した日時 (UTC)。 |
EndGenerationTime |
datetime |
通知バッチの生成を終了した日時 (UTC)。 |
DistributorWorkItemCreationTime |
datetime |
通知バッチから作業アイテムが作成された日時 (UTC)。作業アイテムは、1 つのバッチ内で同じ配信チャネルを通じて配信される通知で構成されます。 |
解説
通知の書式設定と配信の問題を解決するには、NSNotificationBatchDetails など他のストアド プロシージャへの入力値として使用する、通知バッチ ID が必要になる場合があります。このストアド プロシージャでは、特定の通知クラスの通知バッチ ID が一覧表示されます。
Notification Services でインスタンスを作成すると、アプリケーション データベース内に NSNotificationBatchDetails ストアド プロシージャが作成されます。アプリケーションを更新すると、Notification Services ではストアド プロシージャが再コンパイルされます。
このストアド プロシージャは、アプリケーションの SchemaName プロパティで指定される、アプリケーションのスキーマ内にあります。スキーマ名が指定されない場合、既定のスキーマ dbo が使用されます。
権限
実行権限は、既定では NSAnalysis データベース ロール、db_owner 固定データベース ロール、および sysadmin 固定サーバー ロールに与えられています。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
例
次の例では、Notification Services チュートリアル サンプルの NSNotificationBatchList ストアド プロシージャを実行します。
EXEC dbo.NSNotificationBatchList N'WeatherAlerts';
参照
関連項目
NSNotificationBatchDetails (Transact-SQL)
Notification Services ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
その他の技術情報
条件アクションの定義
SchemaName 要素 (ADF)