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レポートの処理と表示の新機能

SQL Server 2008 Reporting Services (SSRS) では、レポート処理エンジンが根本的に変更されました。

新機能の一覧

  • 表示拡張に関する新機能と機能強化
    このリリースには、Word、Excel、および CSV の表示拡張に関する新機能と機能強化が含まれています。

  • 新しい表示オブジェクト モデル
    このリリースでは、ソフト改ページ、ハード改ページ、論理改ページ、およびデータ レンダラに関してレポート表示方法を標準化するために、表示拡張機能が強化されました。

  • 新しいオンデマンドのレポート処理
    このリリースは、ボリュームの大きいレポートを処理できるようにする新しいオンデマンドのレポート処理をサポートしています。

表示拡張に関する新機能と機能強化

  • Microsoft Word
    Word の新しい表示拡張機能では、Microsoft Office Word 2000 以降と互換性のある Microsoft Word 文書としてレポートが表示されます。詳細については、「Microsoft Word へのエクスポート」を参照してください。

  • Microsoft Excel
    Excel 表示拡張機能では、サブレポートおよび入れ子になったデータ領域を Microsoft Office Excel で表示する処理がサポートされるようになりました。詳細については、「Microsoft Excel へのエクスポート」を参照してください。

  • コンマ区切り (CSV)
    CSV データ表示拡張機能により、データの組み合わせやレイアウトを削除した、データのみのコンテンツが作成されるようになりました。レイアウト情報を削除すると、他のアプリケーションがデータ出力ファイルを使用しやすくなります。詳細については、「SQL Server Reporting Services における重大な変更」を参照してください。

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新しい表示オブジェクト モデル

このリリースでは、さまざまなレンダラ間でのオンデマンドのレポート処理および一貫したページングをサポートする強化された表示拡張機能が導入されました。レポートに改ページを設定すると、再設計されたページ割り当ての表示規則によって、レポートを表示またはエクスポートするときのページング動作の一貫性が向上します。詳細については、「Reporting Services の改ページについて」を参照してください。

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新しいオンデマンドのレポート処理

オンデマンド処理は、レポートを表示したときにレポートの各ページが表示される、処理の機能強化です。この機能強化により、実行時にレポート処理によって大量のレポート データを処理する方法が改善されます。

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