次の方法で共有


レポートの保存

作業中のレポート定義を保存するには、[ファイル] メニューの [保存] または [名前を付けて保存] を選択します。これにより、RDL ファイルがレポート プロジェクトに保存されます。レポートをレポート サーバーにパブリッシュした後、いくつかの方法で表示レポートを保存できます。Reporting Services には、レポートを正式にアーカイブするためのドキュメント管理機能は用意されていませんが、次のいずれかの方法を使用して、表示レポートを保存および共有できます。

レポートのエクスポートと保存

アーカイブするレポートの数が少ない場合、レポートをファイルとして保存することを検討してください。レポートをアプリケーション (PDF や Excel など) にエクスポートしたら、そのレポートをファイルとして保存し、ネットワーク上の保護された共有ディレクトリに配置できます。また、形式にかかわらず、レポート サーバー データベースにレポートのすべてのコピーを保存する場合、リソース アイテムとして保存した PDF または Excel ファイルをアップロードできます。レポート サーバーへのレポートのエクスポートまたはファイルのアップロードの詳細については、「レポートのエクスポート」および「フォルダへのファイルのアップロード」を参照してください。

ファイル共有配信の使用

アーカイブするレポートが多数ある場合、ファイル システムにレポートを直接配信するサブスクリプションを作成します。この方法の場合、レポートごとにサブスクリプションを作成し、レポートを格納するための共有フォルダを選択して、ファイルの作成日時を決定するスケジュールを定義する必要があります。サブスクリプションを定義したら、レポート サーバーによるレポートの自動実行や、指定したスケジュールによるレポート ファイルのアーカイブへの追加が可能になります。また、定期的にレポートをアーカイブしない場合は、1 回のみ使用するスケジュールを作成することもできます。サブスクリプションとファイル共有配信の詳細については、「Reporting Services でのファイル共有の配信」を参照してください。

レポート履歴の使用

レポート履歴機能を使用して、履歴のコピーを作成することもできます。その後、レポート サーバー データベースをバックアップし、今後使用するために安全な場所にバックアップを格納することができます。すべてのレポート履歴は (レポート、共有データ ソース アイテム、フォルダ、サブスクリプション、および共有スケジュールと共に)、レポート サーバー データベースに格納されます。レポート履歴およびメタデータの永続的なコピーを保持するために、バックアップを作成できます。メタデータには、レポートの受信者を示すサブスクリプション情報などがあります。

レポート サーバー データベースにはログ情報は格納されません。実行するレポートの永続的な記録が必要な場合、ログ ファイルを個別にバックアップする必要があります。