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一括ログ復旧モデルを使用した復元

このトピックでは、一括ログ復旧モデルを使用した復元の考慮事項について説明します。一括ログ復旧モデルは、完全復旧モデルの補完のみを目的としたモデルです。

注意注意

一括ログ復旧モデルの概要については、「一括ログ復旧モデルでのバックアップ」を参照してください。

全般的には、一括ログ復旧モデルは完全復旧モデルに似ており、完全復旧モデルで説明されている情報はどちらにも適用されます。ただし、特定の時点への復旧とオンライン復元は、一括ログ復旧モデルの影響を受けます。

特定の時点への復旧に関する制限

一括ログ復旧モデルで作成されたログ バックアップに一括ログ記録された変更が含まれている場合、特定の時点への復旧は実行できません。一括変更を含むログ バックアップに対して特定の時点への復旧を実行しようとすると、復元操作が失敗します。

オンライン復元に関する制限

オンライン復元シーケンスは、次の条件を満たしている場合のみ実行できます。

  • 復元シーケンスを開始する前に、必要なログ バックアップがすべて作成されていること。

  • オンライン復元シーケンスを開始する前に、一括変更のバックアップが作成されていること。

  • データベースに一括変更が存在する場合、すべてのファイルがオンラインであるか、機能していないこと (つまり、このデータベースの一部ではなくなっていること)。

上記の条件を満たしていない場合、オンライン復元シーケンスは失敗します。

注意注意

オンライン復元を開始する前に、完全復旧モデルに切り替えることをお勧めします。詳細については、「完全復旧モデルまたは一括ログ復旧モデルからの切り替え」を参照してください。

オンライン復元の実行方法の詳細については、「オンライン復元の実行」を参照してください。