バックアップの圧縮の構成 (SQL Server)
インストール時には、既定でバックアップ圧縮が無効になっています。 バックアップ圧縮の既定の動作は、backup compression default サーバー レベル構成オプションで定義されています。 ただし、単一バックアップの作成時や、一連の定期的バックアップのスケジュール設定時には、サーバー レベルの既定値を上書きできます。 サーバー レベルの既定値を変更するには、「backup compression default サーバー構成オプションの表示または構成」を参照してください。
backup compression default の上書き
バックアップ、バックアップ ジョブ、またはログ配布構成ごとにバックアップ圧縮動作を変更できます。
Transact-SQL
バックアップの作成時に、サーバーの backup compression default を上書きするには、BACKUP ステートメントで WITH NO_COMPRESSION または WITH COMPRESSION を使用します。
ログ配布構成の場合は、sp_add_log_shipping_primary_database sp_change_log_shipping_primary_database (Transact-SQL) を使用して、ログ バックアップのバックアップ圧縮動作を制御できます。
SQL Server Management Studio
SQL Server のインスタンスの backup compression default オプションを表示または構成する方法については、「backup compression default サーバー構成オプションの表示または構成」を参照してください。
サーバーのバックアップ圧縮に対する既定の動作は、バックアップの作成時、次のダイアログ ボックスのいずれかで [バックアップを圧縮する] または [バックアップを圧縮しない] を指定して上書きできます。
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データベースをバックアップすると、個別のデータベース、ファイル、またはログのバックアップについて、圧縮を制御できます。
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メンテナンス プラン ウィザードを使用すると、スケジュール設定対象の完全データベース バックアップ、差分データベース バックアップ、またはログ バックアップについて、圧縮を制御できます。
Integration Services (SSIS) のデータベースのバックアップ タスク
単一データベースまたは複数データベースをバックアップするパッケージの作成時に、バックアップ圧縮動作を制御できます。
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ログのバックアップのバックアップ圧縮動作を制御できます。
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