SQL Server の製品ドキュメントの使用
Microsoft オンライン ブックでは、SQL Server を使用するために必要な概念、手順、言語リファレンス (Transact-SQL や MDX など) を取り上げています。 また、開発者向けリファレンス ドキュメントでは、SQL Server を使用したデータの格納、取得、報告、および変更を行うためのプログラミング インターフェイスについての参考資料も含まれています。 インストール ドキュメントには、SQL Server のインストールに関する情報が掲載されています。
IPv6 のみの実行用に構成された環境では、SQL Server 用ヘルプ ビューアーである Microsoft ヘルプ ビューアー 1.1 がクラッシュします。 この問題は、IPV6 のみを有効にして実行されているすべての環境に当てはまります。 IPV4 (または、IPV4 と IPV6 の両方) が有効になっている環境は影響を受けません。
IPV6 のみの環境では、次のエラー メッセージが表示されます。
HelpLibAgent.exe は動作を停止しました。
この問題を回避するには、IPv4 を有効にするか、以下の手順を使用してレジストリ エントリを追加し、ACL を作成して、IPv6 に対してヘルプ ビューアーを有効にします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Help\v1.0 の下に、"IPv6" という名前のレジストリ キーを作成し、値を "1 (DWORD(32 bit))" に設定します。
管理 CMD ウィンドウから次のコマンドを実行して、IPv6 のポートに対するセキュリティ ACL を設定します。
netsh http add urlacl url=http://[::1]:47873/help/ sddl=D:(A;;GX;;;WD).
この構成を自動的に行う PowerShell スクリプトをダウンロードするには、Microsoft ダウンロード センターから構成スクリプトをダウンロードします。
SQL Server ドキュメントのインストール
この SQL Server リリースのヘルプには、次の重要な変更点があります。
製品ドキュメントは、SQL Server のインストール メディアに含まれていません。 SQL Server の製品ドキュメントを表示するには、MSDN ライブラリのオンライン コンテンツを表示するようにヘルプ ビューアーを構成するか、ローカル ヘルプを選択して製品ドキュメントをローカル コンピューターにダウンロードします。
SQL Server セットアップで [ドキュメント コンポーネント] を選択すると、Microsoft ヘルプ ビューアー 1.1 がヘルプ管理ツールと一緒にインストールされます。 SQL Server セットアップの最後のダイアログでは、ヘルプ ビューアーの構成手順が示され、SQL Server のドキュメントを初めて起動すると、ヘルプ ビューアーの構成に役立つダイアログが表示されます。
コンピューターがインターネットに接続されている場合は、ヘルプ ライブラリ マネージャーを使用して、この SQL Server リリース用の SQL Server 製品ドキュメントをダウンロードします。 コンピューターがファイアウォールまたはプロキシの背後に配置されているためにインターネットに接続されていない場合は、ダウンロード センターから製品ドキュメントをダウンロードして、SQL Server を実行しているコンピューターにコピー (またはネットワーク共有にダウンロード) し、ヘルプ ライブラリ マネージャーを使用して製品ドキュメントをインストールする必要があります。
SQL Server 製品ドキュメントのインストールと有効化の詳細については、「SQL Server の製品ドキュメントの追加または削除」を参照してください。
SQL Server の製品ドキュメントの表示
SQL Server 製品ドキュメントのビューアーである Microsoft ヘルプ ビューアー 1.1 には、ダウンロード コンテンツの検索やドキュメントの最新版の確認をすばやく簡単に行うことのできる機能が数多く用意されています。
SQL Server のドキュメントは、次のような方法で表示できます。
[SQL Server ドキュメント] を実行します。 Windows 7 の [スタート] メニューから、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft SQL Server 2012]、[ドキュメントとコミュニティ] の順にポイントして、[SQL Server のドキュメント] をクリックします。
SQL Server Management Studio から表示する: [ヘルプ] メニューの [ヘルプの表示] をクリックします。
SQL Server SQL Server データ ツール (SSDT) から表示する: [ヘルプ] メニューの [ヘルプの表示] をクリックします。
F1 キーまたはユーザー インターフェイスの [ヘルプ] ボタンから表示する: 実行中の操作に関する情報を表示するには、キーボードの F1 キーを押すか、ユーザー インターフェイス ダイアログ ボックスの [ヘルプ] をクリックします。
SQL Server の製品ドキュメントで目的の情報を探す
SQL Server およびヘルプ ビューアー 1.1 には、目的の情報を探しやすいように次の機能が用意されています。
目次から目的の情報を探す。
単語や語句を指定して、ローカルおよびオンラインのヘルプ トピックを検索する。
ユーザー インターフェイス要素が表示されているときに F1 キーを押して、その要素に関するトピックを表示する。
インデックスを使用する。
後で簡単に参照できるように、トピックをお気に入りとしてマークする。
Microsoft ヘルプ ビューアー 1.1 でのオンライン ヘルプ機能の使い方
Microsoft ヘルプ ビューアー 1.1 では、ヘルプに表示するコンテンツをローカル コンテンツにするかオンライン コンテンツにするかを指定できます。 ヘルプ ライブラリ マネージャーを使用して、ローカルとオンラインの設定を切り替えます。
[ローカル]。 ヘルプ ライブラリ マネージャーで [ローカル] を選択した場合、ヘルプ ビューアー 1.1 には、ダウンロードされたコンテンツが表示されます。
[オンライン]。 ヘルプ ライブラリ マネージャーで [オンライン] を選択すると、MSDN ライブラリのオンライン版のトピックが既定の Web ブラウザーに表示されます。 オンライン ドキュメントを指定する場合は、"オンライン ヘルプに関する同意" の契約に同意する必要があります。
オンライン ヘルプまたはローカル ヘルプの設定を変更するには、次の手順に従います。
[ヘルプの設定の管理] ダイアログを起動します。 Windows 7 で、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft SQL Server 2012]、[ドキュメントとコミュニティ]、[ヘルプの設定の管理] の順にクリックします。
[オンラインまたはローカル ヘルプの選択] をクリックします。
オプション ボタンを使用して目的の設定を指定します ([オンライン] または [ローカル])。
[OK] をクリックして、ダイアログを閉じます。
Microsoft ヘルプ ビューアー 1.1 の詳細については、「Microsoft ヘルプ システム 1.1 ドキュメント」を参照してください。
SQL Server Management Studio と SQL Server Data Tools はヘルプ ビューアーの設定を共有しますが、コンテンツ セットは共有されません。 たとえば、SQL Server Data Tools のコンテキストでインストールされたコンテンツを SQL Server Management Studio から利用することはできません (その逆も同様)。ユーザーは、各コンポーネントについてコンテンツをインストールする必要があります。
ヘルプのトピック内での機能の使い方
次の表は、ヘルプ トピックで使用できる機能の一覧です。
すべて折りたたみ
トピックの主要セクションの内容の表示/非表示を切り替えるには、[すべて折りたたみ] をクリックします。参照
[関連項目] をクリックすると、関連するトピックの一覧を参照できます。このトピックに関するフィードバック
SQL Server の製品のドキュメントについてのフィードバックを送信する方法の詳細については、「SQL Server 2012 に関するフィードバックの送信」を参照してください。コードのコピー
サンプル コードをコンピューターのクリップボードにコピーするには、[コードのコピー] をクリックします。