Accessing UNIX and Linux Computers in Operations Manager (Operations Manager での Unix および Linux コンピューターへのアクセス)
発行: 2016年2月
適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager
System Center 2012 – Operations Manager では、管理サーバーは 2 つのプロトコルを使って UNIX または Linux コンピューターと通信します。
Secure Shell (SSH) と Secure Shell ファイル転送プロトコル (SFTP)
エージェントのインストール、更新、および削除に使用します。
Web Services for Management (WS-Management)
すべての監視操作に使用され、インストール済みのエージェントの検出も含みます。
使用されるプロトコルは、管理サーバーで求められる操作または情報によって決まります。 エージェント メンテナンス、モニター、ルール、タスク、および復元などのすべての操作は、特権のないアカウントまたは特権付きアカウントに対する要件に従って定義済みのプロファイルを使用するように構成されます。
[!メモ]
このトピックで言及するすべての資格情報は、Operations Manager のインストール中に構成された Operations Manager アカウントではなく、UNIX または Linux コンピューター上で設定されたアカウントに関連しています。 資格情報および認証情報についてはシステム管理者に問い合わせてください。
資格情報の指定およびアカウントの構成の詳しい手順については、「Unix および Linux コンピューターにアクセスするための資格情報を設定する方法」を参照してください。
UNIX または Linux コンピューターでの認証
Operations Manager では、システム管理者が UNIX または Linux コンピューターのルート パスワードを管理サーバーに入力する必要がなくなりました。 昇格によって、特権のないアカウントが、UNIX または Linux コンピューターの特権のあるアカウントの ID を使用できます。 昇格プロセスは、管理サーバーが提供する資格情報を使用する UNIX su (スーパー ユーザー) および sudo プログラムにより実行されます。 SSH を使用する特権のあるエージェントのメンテナンス操作 (検出、展開、アップグレード、アンインストール、およびエージェントの復元など) については、su のサポート、sudo による昇格、および SSH キー認証 (パス フレーズあり、またはパスフレーズなし) のサポートが提供されます。 特権のある WS-Management 操作 (セキュア ログ ファイルの表示など) については、sudo による昇格 (パスワードなし) のサポートが追加されます。
UNIX および Linux コンピューターへのアクセスに関するトピック
UNIX および Linux コンピューターにアクセスするために必要な資格情報
資格情報を使用して UNIX および Linux コンピューター上でエージェントをインストールして管理し、実行アカウントおよび実行プロファイルを使用するように構成する方法についての概要を提供します。
Unix および Linux コンピューターにアクセスするための資格情報を設定する方法
Operations Manager のさまざまなウィザードで資格情報を指定するための特定の手順を説明します。
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特権のないアカウントを昇格して UNIX または Linux コンピューターで特権アクセスを持つように構成する方法について説明します。
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UNIX または Linux コンピューターを Operations Manager 用に実行プロファイルを使用して構成するために必要となるアクセス許可について説明します。
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System Center – Operations Manager の UNIX/Linux エージェントの管理および構成オプションを説明します。