Operations Manager でのヘルス エクスプローラーの使用

System Center 2012 – Operations Manager では、ヘルス エクスプローラー ツールを使用して、ネットワーク エラーを定義および診断できます。 ヘルス エクスプローラーを使用すると、ネットワーク上の管理オブジェクトによって生成されたアラート、状態の変化、その他の重要な問題を表示して、対処することができます。

結果ペインでオブジェクト、アラート、またはイベントを選択した後、[タスク] ペインからヘルス エクスプローラーを起動できます。 ヘルス エクスプローラーでは、ヘルス情報が次のカテゴリで整理されています。

• パフォーマンス

• セキュリティ

• 可用性

• 構成

選択したオブジェクトに定義されているすべてのモニターとルールが、適切なカテゴリに表示されます。

状態を示すために次のアイコンが使用されています。

アイコン	意味
	不明、監視されていない (空白)
	成功、ヘルスは OK (緑)
	警告 (黄)
	重大 (赤)
	メンテナンス モード (灰色)
	接続されていない (灰色)

既定では、ヘルス エクスプローラー ウィンドウを初めて開いたときに、エラーが発生しているモニター、つまり状態の色が赤のすべてのモニターが展開されます。 ロールアップ モニターのようにモニターに他のモニターが含まれている場合は、すべてのモニターが階層構造で示され、依存するすべてのサービスおよびアプリケーションの監視データが表示されます。 依存関係モニターの詳細を表示する場合は、そのモニターを右クリックして [モニターのプロパティ] をクリックすると、別のヘルス エクスプローラー ウィンドウが開きます。

ヘルス エクスプローラー ウィンドウが開いたら、自動的に実行された診断テストの履歴とそれらのタスクの出力を確認できます。 追加の診断タスクを実行することもできます。 ハイパーリンクとして書式設定されているタスクは、[ナレッジ] タブから直接実行できます。

ヘルス エクスプローラー ウィンドウは、30 秒ごとに自動的に更新されます。 F5 キーを押すと、直ちに更新できます。

ヘルス エクスプローラーの使用の詳細については、「ヘルス エクスプローラーを使用して問題を調査する」を参照してください。