Permission.RequestPermissionURL プロパティ
現在のフォームで追加のアクセス許可を必要とするユーザー用に、ファイル、URL、または連絡先の電子メール アドレスを取得または設定します。
このプロパティは、CLS に準拠していません。
名前空間: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust
アセンブリ: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust (microsoft.office.interop.infopath.semitrust.dll 内)
構文
'宣言
<DispIdAttribute(7)> _
Property RequestPermissionURL As String
'使用
Dim instance As Permission
Dim value As String
value = instance.RequestPermissionURL
instance.RequestPermissionURL = value
[DispIdAttribute(7)]
string RequestPermissionURL { get; set; }
プロパティ値
InfoPath デザイン モードの [アクセス許可] ダイアログ ボックスの [追加権限の要求先] ボックスに指定された文字列、またはこのプロパティを使用してコードから設定された値。
コメント
RequestPermissionUrl プロパティは、デザイン モードのユーザー インターフェイスの [追加権限の要求先] ボックスに指定された値に対応しています。ユーザーがアクティブなフォームで追加のアクセス許可を要求するか、要求方法を参照するファイル、Web サイト、または連絡先の電子メール アドレスを指定するには、RequestPermissionUrl プロパティを使用します。その例を次に示します。
Web アドレス :
http://companyserver/request_permissions.asp
ファイル :
\\companyserver\share\requesting_permissions.txt
電子メール アドレス :
mailto:permissionsmrg@example.com?Subject=Request%20permissions
Permission オブジェクトとそのメンバは Microsoft Office InfoPath 2007 の新しい機能なので、このオブジェクトとそのメンバにアクセスするには、thisXDocument 変数によって返されるオブジェクトを _XDocument3 型にキャストする必要があります。詳細については、「[方法] InfoPath 2003 と互換性のない Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust のメンバを使用する方法」を参照してください。
このメンバは、現在開いているフォームと同じドメイン内で実行されているフォーム、またはドメインを越えたアクセス許可を付与されているフォームだけがアクセスできます。
例
次の例では、RequestPermissionURL プロパティを使用して、追加のアクセス許可に対する連絡先の URL または電子メール アドレスを表示しています。
_XDocument3 thisDoc = (_XDocument3)thisXDocument;
thisXDocument.UI.Alert(thisDoc.Permission.RequestPermissionURL);
Dim thisDoc As _XDocument3 = DirectCast(thisXDocument, _XDocument3)
thisXDocument.UI.Alert(thisDoc.Permission.RequestPermissionURL)
関連項目
参照
Permission インターフェイス
Permission のメンバ
Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust 名前空間