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方法 : Windows フォームの Label コントロールでアクセス キーを作成する

更新 : 2007 年 11 月

Windows フォーム Label コントロールを使用すると、他のコントロールのアクセス キーを定義できます。ラベル コントロールにアクセス キーを定義すると、Alt キーを押しながら指定した文字を押して、タブ オーダーで次に設定されているコントロールにフォーカスを移すことができます。ラベルはフォーカスを受け取ることができないため、タブ オーダー内の次のコントロールに自動的にフォーカスが移ります。この機能を使用して、テキスト ボックス、コンボ ボックス、リスト ボックス、およびデータ グリッドにアクセス キーを割り当てます。

ラベルを含むコントロールにアクセス キーを割り当てるには

  1. まずラベルを描画し、次に他のコントロールを描画します。

    または

    任意の順序でコントロールを描画し、ラベルの TabIndex プロパティにもう一方のコントロールより 1 つ小さい値を設定します。

  2. ラベルの UseMnemonic プロパティを true に設定します。

  3. ラベルの Text プロパティでアンパサンド (&) を使用して、ラベルにアクセス キーを割り当てます。詳細については、「Windows フォーム コントロールのアクセス キーの作成」を参照してください。

    awce12bh.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    アンパサンドでアクセス キーを作成するのではなく、ラベル コントロールにアンパサンドを表示することもできます。この方法は、データにアンパサンドが含まれるレコードセット内で、フィールドにラベル コントロールを連結する場合に役立ちます。ラベル コントロールにアンパサンドを表示するには、UseMnemonic プロパティを false に設定します。アンパサンド (&) を表示しながら、アクセス キーも設定する場合は、UseMnemonic プロパティを true に設定して、アクセス キーは 1 つのアンパサンドで表し、アンパサンドは 2 つのアンパサンドで表します。

    Label1.UseMnemonic = True
    Label1.Text = "&Print"
    Label2.UseMnemonic = True
    Label2.Text = "&Copy && Paste"
    
    label1.UseMnemonic = true;
    label1.Text = "&Print";
    label2.UseMnemonic = true;
    label2.Text = "&Copy && Paste";
    
    label1.set_UseMnemonic(true);
    label1.set_Text("&Print");
    label2.set_UseMnemonic(true);
    label2.set_Text("&Copy && Paste");
    
    label1->UseMnemonic = true;
    label1->Text = "&Print";
    label2->UseMnemonic = true;
    label2->Text = "&Copy && Paste";
    

参照

処理手順

方法 : Windows フォーム Label コントロールのサイズを内容に合わせて変更する

参照

Label コントロールの概要 (Windows フォーム)

その他の技術情報

Label コントロール (Windows フォーム)