Printer.Write メソッド
更新 : 2007 年 11 月
復帰を追加せずにテキストをページに印刷します。
名前空間 : Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing.Compatibility.VB6
アセンブリ : Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Vs (Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Vs.dll 内)
構文
'宣言
Public Sub Write ( _
ParamArray args As Object() _
)
'使用
Dim instance As Printer
Dim args As Object()
instance.Write(args)
public void Write(
params Object[] args
)
public:
void Write(
... array<Object^>^ args
)
public function Write(
... args : Object[]
)
パラメータ
args
型 : array<System.Object[]省略可能な複数の印刷パラメータを含むパラメータ配列。
解説
Write メソッドの実行後、CurrentX および CurrentY は現在行の終わりにリセットされます。印刷後に次の行に移動する (復帰を挿入する) には、この代わりに Print メソッドを呼び出してください。
複数の式をスペースまたはセミコロンで区切って指定できます。
メモ : |
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通常、Print メソッドは (文字に応じて幅が異なる) プロポーショナル文字を使って印刷するため、印刷される文字数と、これらの文字が占める固定幅の桁数の間には相関関係がありません。たとえば、W のように幅の広い文字は固定幅の 1 桁よりも大きなスペースを占め、i のように幅の狭い文字は 1 桁よりも小さなスペースを占めます。幅の広い文字が使用された場合でも処理できるように、十分な桁数を設定する必要があります。別の方法として、各文字が常に 1 桁だけを占めるように、固定ピッチ フォント (たとえば Courier) を使って印刷することもできます。 |
args() パラメータ配列の構文と指定項目は次のとおりです。
{Spc(n) | Tab(n)} expressioncharPos
パラメータ |
説明 |
---|---|
Spc(n) |
省略可能。n 個の空白文字を出力に挿入します。 |
Tab(n) |
省略可能。絶対的な桁番号 n に出力位置を移動します。引数なしで Tab を使用すると、出力位置は次の印刷領域の先頭になります。 |
expression |
省略可能。印刷する数式または文字列式を指定します。 |
charPos |
省略可能。次の文字の出力位置を指定します。セミコロン (;) を使用すると、表示されている最後の文字の直後が出力位置になります。絶対的な桁番号 n に出力位置を移動するには、Tab(n) を使用します。引数なしで Tab を使用すると、出力位置は次の印刷領域の先頭になります。charPos を省略した場合、次の文字は次の行に印刷されます。 |
メモ : |
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Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing.Compatibility.VB6 名前空間の関数とオブジェクトは、Visual Basic 6.0 から Visual Basic 2008 へのアップグレード ツールで使用するために用意されています。ほとんどの場合、これらの関数とオブジェクトは、.NET Framework の他の名前空間にある機能と重複しています。これらが必要になるのは、Visual Basic 6.0 のコード モデルが .NET Framework の実装と大きく異なる場合だけです。 |
例
Print メソッドの例を次に示します。
Dim Printer As New Printer
アクセス許可
- 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。
参照
参照
Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing.Compatibility.VB6 名前空間
その他の技術情報
方法 : Printer Compatibility Library を使用してアップグレード エラーを修正する (Visual Basic)