ヘルプの使い方

更新 : 2007 年 11 月

Visual Studio のヘルプは、開発中の項目のコンテキストに基づいて必要な情報を提供するために、統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) と緊密に統合されています。ヘルプが役に立つ一般的な状況や、それぞれの状況においてヘルプをどこで参照できるかを確認しておくと、IDE をより効率的に使用できます。

必要に応じて利用できるヘルプ

現在の状況に合ったヘルプを利用できます。

• 製品を使用する前に、インストールに関する情報と製品またはドキュメントの最終段階における変更を確認するには、リリース ノートで最新情報と製品に関する注意事項を参照してください。Microsoft.com にも最新の情報と更新が用意されています。

• IDE で作業している場合、現在の作業に関連するトピックへのリンクが [ダイナミック ヘルプ] ウィンドウに表示されます。作業の手順、新しいテクノロジを紹介するチュートリアル、特定の開発作業のためのプログラミング技法などのトピックがあります。このほか、サンプルや関連する教育のトピックなどのカテゴリもあります。[ダイナミック ヘルプ] ウィンドウは、コマンド ウィンドウで「Help.DynamicHelp」と入力すると表示されます。

  また、F1 キーを押すと、選択しているユーザー インターフェイス要素や表示されているエラー メッセージに関連するリファレンス トピックが表示されます。統合開発環境のさまざまな箇所を選択することによって、[ダイナミック ヘルプ] ウィンドウのコンテキストを指定できます。F1 キーを押すと、選択しているユーザー インターフェイス要素や表示されているエラー メッセージに関連するリファレンス トピックが表示されます。

• オブジェクトのデザインやオブジェクトの機能をコーディングするときには、エディタのステートメント入力候補を利用できます。ステートメント入力候補には、言語のキーワード、メソッド、およびプロパティの構文が表示されます。ライブラリやオブジェクトの機能全般について確認するには、オブジェクト ブラウザを使用できます。特定の言語要素の使い方や機能についてより詳しい情報が必要な場合は、F1 ヘルプで言語リファレンス トピックを参照できます。

• [ダイナミック ヘルプ] ウィンドウと F1 ヘルプのどちらでも必要な情報が見つからない場合は、Microsoft Document Explorer の [キーワード]、[カテゴリから検索] ページ、[検索]、および [目次] を使用してください。MSDN ライブラリを使用すると、さまざまな新しいテクノロジについて調べることができます。ライブラリには、定期刊行物と技術情報が含まれています。また、Code Wise Community や MSDN オンラインなどのオンライン ヘルプを検索することもできます。

ヘルプの種類と場所

ヘルプ トピックの情報の提示方法はさまざまですが、それぞれ以下のいずれかの目的に合わせてデザインされています。

• 構文、言語リファレンス、およびコンポーネントの検索

• 目的達成またはタスクの実行

• 概念の学習

構文、言語リファレンス、およびコンポーネントの検索

コードを記述しているときに情報が必要になった場合は、以下の場所で参照できます。

目的達成またはタスクの実行

目的がはっきりしていて方法がわからないという場合は、以下の場所で情報を参照できます。

概念の学習

使用できる機能、推奨事項、または特定の機能のしくみの詳細については、以下の場所で参照できます。

英語ドキュメントのローカライズ版

Visual Studio のドキュメントは、英語に加え、8 つの言語でオンラインで参照できます。

参照

処理手順

方法 : [ダイナミック ヘルプ] をカスタマイズする

概念

ユーザー インターフェイス リファレンス (Microsoft Document Explorer ヘルプ)

ヘルプ トピック内でのナビゲーション要素とグラフィック要素

参照

コードとコンポーネントの参照