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SmartTagBase.SmartTagType プロパティ (2007 System)

更新 : 2007 年 11 月

スマート タグの一意の識別子として機能する名前空間を取得します。

名前空間 :  Microsoft.Office.Tools
アセンブリ :  Microsoft.Office.Tools.Common.v9.0 (Microsoft.Office.Tools.Common.v9.0.dll 内)

構文

'宣言
Public ReadOnly Property SmartTagType As String
'使用
Dim instance As SmartTagBase
Dim value As String

value = instance.SmartTagType
public string SmartTagType { get; }

プロパティ値

型 : System.String

スマート タグの一意の識別子として機能する名前空間。

解説

スマート タグの型は、名前空間で定義することでそれぞれ一意に識別されます。名前空間は、同じ論理カテゴリに属する XML タグのグループを一意に識別するための XML 構造です。名前空間は、関連するプロパティをグループ化してプロパティを見つけやすくし、さらに重要なこととして、一意のプロパティ名を維持します。

プロパティ名は、名前空間 URI (Uniform Resource Identifier) とタグ名を組み合わせて作られます。つまり、プロパティ名は、名前空間 URI とその名前空間 URI のタグ名で構成されます。

同様に、スマート タグ型も一意の名前空間 URI とタグ名で定義されます。名前空間 URI の後に追加されるシャープ記号 (#) によって、名前空間 URI とタグ名が区切られます。これは、namespaceURI#tagname のような形式になります。

たとえば、スマート タグ型は urn:schemas-contoso-com:finance#StockTickerSymbol のように表せます。この場合、urn:schemas-contoso-com:finance が名前空間 URI で、StockTickerSymbol がタグ名です。このような組み合わせでプロパティの完全修飾名を表し、ここでのプロパティはスマート タグ型になります。

スマート タグ型は、XML タグを完全修飾記述したものです。したがって、すべてのスマート タグ型は、それぞれの名前空間とタグ名で一意に識別されます。プロパティ名の URI 部分によって、これが一意の明確なものになります。同じタグ名を持つプロパティが 2 つあっても、名前空間を使用することで区別できます。

Action.Click イベント用ハンドラのコード例を次に示します。このイベント ハンドラでは、SmartTagType プロパティを使用してスマート タグの一意の名前空間識別子を表示します。次のコード例は、Microsoft.Office.Tools.Excel.SmartTag クラス用の、より大きなコード例の一部です。

この例は、ドキュメント レベルのカスタマイズ用に作成されています。

' This action displays smart tag details.
Private Sub Action2_Click(ByVal sender As Object, _
    ByVal e As ActionEventArgs) Handles Action2.Click

    MsgBox("The current smart tag caption is '" & _
        Me.Caption & "'. The current smart tag type is '" & _
        Me.SmartTagType & "'.")
End Sub
// This action displays smart tag details.
private void Action2_Click(object sender, ActionEventArgs e)
{
    MessageBox.Show("The current smart tag caption is '" + 
        this.Caption + "'. The current smart tag type is '" + 
        this.SmartTagType + "'.");
}

アクセス許可

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

参照

SmartTagBase クラス

SmartTagBase メンバ

Microsoft.Office.Tools 名前空間