/optimize
更新 : 2007 年 11 月
コンパイラの最適化を有効または無効にします。
/optimize[ + | - ]
引数
- + | -
省略可能です。/optimize- オプションを指定すると、コンパイラの最適化は無効になります。/optimize+ オプションを指定すると、最適化は有効になります。既定では、最適化は無効です。
解説
コンパイラを最適化すると、出力ファイルのサイズが小さくなり、動作が速くなり、処理の効率が向上します。ただし、最適化を行うと出力ファイルにおいてコードの配置が変更されるので、/optimize+ を指定するとデバッグは困難になります。
/target:module でアセンブリに生成されたすべてのモジュールは、アセンブリと同じ /optimize の設定を使用する必要があります。詳細については、「/target (Visual Basic)」を参照してください。
/optimize オプションと /debug オプションを組み合わせることができます。
Visual Studio 統合開発環境で /optimize を設定するには
ソリューション エクスプローラでプロジェクトを選択します。[プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。
詳細については、「プロジェクト デザイナの概要」を参照してください。
[コンパイル] タブをクリックします。
[詳細] をクリックします。
[最適化を有効にする] チェック ボックスを変更します。
使用例
T2.vb をコンパイルし、コンパイラの最適化を有効にする場合のコード例です。
vbc t2.vb /optimize