message プロパティ (Visual Studio - JScript)
エラー メッセージの文字列を返します。
errorObj.message
引数
- errorObj
必ず指定します。 Error オブジェクトのインスタンスを指定します。
解説
message プロパティは、特定のエラーに関連付けられたエラー メッセージを格納する文字列です。 このプロパティを使用して、エラー処理できない場合やエラー処理したくない場合に、ユーザーに注意を促します。
description プロパティおよび message プロパティは、同じメッセージを参照します。description プロパティは下位互換性を提供し、message プロパティは ECMA 規格に準拠しています。
使用例
例外をスローさせ、エラーのメッセージを表示する例を次に示します。
try
{
var arr = new Array(-1);
}
catch(e)
{
print ("Error Message: " + e.message);
print ("Error Code: " + (e.number & 0xFFFF))
print ("Error Name: " + e.name);
}
このコードによって、次のような出力が生成されます。
Error Message: Array length must be zero or a positive integer
Error Code: 5029
Error Name: RangeError