方法 : 項目をコピーする
ソリューション エクスプローラーで項目をコピーする手順は簡単です。 ただし、項目をコピーした結果はプロジェクトの種類によって異なります。 Web アプリケーションなどの一部のプロジェクトでは、ソリューション エクスプローラーに表示される各項目に対応する実際のファイルがプロジェクト ディレクトリに存在する必要があります。 ほかのプロジェクトでは、ソリューション エクスプローラーに表示される項目は、リンクとして機能する必要がありますが、そのファイルがプロジェクトのディレクトリ内に常駐していることは必要としません。 リンクとファイルの両方を含めることができるプロジェクトもあります。 プロジェクトの種類によって、ファイルを目的の場所にコピーするのか、ファイルを元の場所に残したままファイルへのリンクだけをコピーするのかが決まります。 いずれの場合も、ソリューション エクスプローラーでは、それぞれのプロジェクトに応じた適切な項目が提供されます。
ソリューション エクスプローラーで項目をコピーするには
ソリューション エクスプローラーで、コピーする項目を選択します。
[編集] メニューの [コピー] をクリックします。
ソリューション エクスプローラーで、コピー先のフォルダーを選択します。
[編集] メニューの [貼り付け] をクリックします。
ソリューション項目、Visual C++ プロジェクト、またはその他の同様のプロジェクトで作業している場合、対象は常にソリューション エクスプローラーのリンクになります。 Visual Basic プロジェクト、Visual C# プロジェクト、および他のプロジェクトで作業している場合、対象はリンクまたはファイルになります。 項目がリンクである場合は、プロジェクトから削除してもストレージのファイルには影響しません。
リンクの対象がリンク独自のコピーになるようにするには、ファイルのコピーを作成してプロジェクトに追加するという方法があります。
Windows エクスプローラーで項目のコピーを作成するには
Windows エクスプローラーで、コピーするファイルを選択し、[編集] メニューの [コピー] をクリックします。
コピー先のプロジェクト ディレクトリを選択し、[編集] メニューの [貼り付け] をクリックします。
Visual Studio に戻り、ソリューション エクスプローラーで目的のプロジェクトを選択します。
[プロジェクト] メニューの [既存項目の追加] をクリックします。
[既存項目の追加] ダイアログ ボックスで、先ほど作成したファイルのコピーを検索します。
[開く] をクリックします。
このプロジェクト項目を操作するときには、オリジナルのファイルではなくコピーが対象になります。