方法 : デザイナーを使用して既存のアプリケーション設定にプロパティをバインドする
ここでは、Visual Studio を使用してフォームやコントロールのプロパティを定義済みのアプリケーション設定にバインドする方法について説明します。
次の手順は、既存のアプリケーション設定をフォームやコントロールのプロパティにバインドする方法を示しています。 アプリケーション内では、アプリケーション設定は ApplicationSettingsBase から派生するラッパー クラスのプロパティによって表されます。
この手順を使用して、バインド設定と非バインド設定の両方をバインドできます。 バインド設定は、プロジェクト内でフォームまたはコントロールの別のプロパティに既にバインドされている設定です。 設定アーキテクチャによって、複数のプロパティを 1 つの設定にバインドできます。別のプロパティに設定をバインドしても、以前のバインディングは解除されません。 非バインド設定は、バインディングを削除した設定、または定義済みだがこれまでにどのプロパティにもバインドしていない設定です。
既存のバインディングを変更または削除する方法の詳細については、「方法 : デザイナーを使用してアプリケーション設定とプロパティのバインディングを変更する」を参照してください。
注意
実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。
Visual Studio を使用して既存のアプリケーション設定にプロパティをバインドするには
設定をバインドするプロパティを定義しているフォームまたはコントロールを選択します。
プロパティ エディターで、グリッドの最上部付近にある [ApplicationSettings] ノードを展開して、[PropertyBindings] ノードを表示します。
[PropertyBindings] ノードの横にある空のセルをクリックし、表示された省略記号ボタン ([...]) をクリックします。
[アプリケーション設定] ダイアログ ボックスで、バインドするプロパティを見つけ、その横にあるドロップダウン リストをクリックします。 一覧に、アプリケーション内のすべての設定が表示されます。 設定をグループ化している場合や、プロジェクトに複数の設定クラスを追加している場合は、設定が階層ツリーとして表示されます。設定グループ名は太字で表示され、グループに属する設定がその下に表示されます。
設定の名前の横にあるチェック ボックスをオンにして、このプロパティをバインドする設定を選択します。
[アプリケーション設定] ダイアログ ボックスを閉じます。
参照
処理手順
方法 : デザイナーを使用してアプリケーション設定を作成する