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SByte 型 (Visual Basic)

-128 から 127 までの符号付き 8 ビット (1 バイト) の整数を保持します。

解説

SByte 型は、Integer のデータ幅全体、または Short のデータ幅の半分も必要としない整数値を格納する場合に使用します。 場合によっては、共通言語ランタイムが SByte 変数をメモリ内で間を空けないようにパックし、メモリの消費量を減らすことも可能です。

SByte の既定値は 0 です。

プログラミングのヒント

  • CLS への準拠。 SByte データ型は、共通言語仕様 (CLS: Common Language Specification) の一部ではありません。したがって、CLS 準拠のコードでは、このデータ型を使用しているコンポーネントを使用できません。

  • 拡大変換。 SByte データ型は、Short、Integer、Long、Decimal、Single、および Double に拡大変換されます。 これは、System.OverflowException エラーを発生させることなく、これらの型のいずれかに SByte を変換できることを意味します。

  • 型宣言文字。 SByte 型には、リテラルの型文字も識別子の型文字もありません。

  • Framework のデータ型。 .NET Framework において対応する型は、System.SByte 構造体です。

参照

参照

データ型の概要 (Visual Basic)

System.SByte

データ型変換関数 (Visual Basic)

変換の概要 (Visual Basic)

Short 型 (Visual Basic)

整数型 (Integer) (Visual Basic)

Long 型 (Visual Basic)

概念

データ型の有効な使用方法 (Visual Basic)