方法 : エディターのコードを印刷する
統合開発環境 (IDE : integrated development environment) には、オペレーティング システムで利用できる印刷機能でおなじみの多くの印刷機能が備わっており、Visual Studio 固有の機能もいくつかあります。 たとえば、ファイル名やページ番号を含めることができるほか、行番号を印刷したり、折りたたんだ範囲を印刷対象から除外したりできます。
注意
使用している設定またはエディションによっては、[ヘルプ] の記載と異なるダイアログ ボックスやメニュー コマンドが表示される場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。
行番号を印刷する
既定では、コード エディターに表示されている行番号は印刷されません。 また、コード エディターで行番号を表示していない場合でも、行番号を印刷するよう選択できます。
行番号を印刷するには
[ファイル] メニューの [印刷] をクリックします。
[印刷対象] で、[行番号を入れる] をオンにします。
[OK] をクリックします。
現在の表示内容を印刷する
折りたたんだ範囲を除外して、コード エディターで現在表示されている部分だけを印刷できます。
ファイルの現在の表示内容を印刷するには
[ファイル] メニューの [印刷] をクリックします。
[印刷対象] で [縮小領域は印刷しない] をオンにします。
[OK] をクリックします。
ファイル名、パス、およびページ番号を印刷する
ページ番号を印刷したり、印刷するファイルの完全パスやファイル名をヘッダーとして含めたりできます。
ファイル名、パス、およびページ番号を印刷するには
[ファイル] メニューの [ページ設定] をクリックします。
[ページ ヘッダー] をオンにします。
[OK] をクリックします。
[ファイル] メニューの [印刷] をクリックします。
[OK] をクリックします。
コード エディターの表示フォントとは異なるフォントで印刷する
コード エディターで編集する際に使用しているフォント フェイスおよびサイズとは異なるフォント フェイスおよびサイズを指定してテキストを印刷できます。
コード エディターのフォントと異なるフォントで印刷するには
[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
[環境] を展開して、[フォントおよび色] をクリックします。
[設定の表示] の [プリンター] をクリックします。
[フォント] で別のフォント フェイスを印刷用に選択します。
[サイズ] で別のフォント サイズを印刷用に選択します。
[OK] をクリックします。
カラー印刷
Visual Studio 2010 でカラー印刷を有効にするには、Visual Studio ギャラリーから Color Printing 拡張機能をダウンロードし、インストールする必要があります。 この拡張機能は、Visual Studio Pro、Premium、または Ultimate にインストールできます。Visual Studio Express にはインストールできません。 この拡張機能には、行番号を印刷するための印刷ダイアログのオプションは含まれていません。 行番号を印刷するには、[ツール] の [オプション] で行番号オプションを有効にする必要があります。
テキスト エディターの [ツール] の [オプション] 設定が [印刷] の設定と異なる場合、印刷に使用されるフォントや色がエディターに表示されるフォントや色と同じにならない場合があります。