DECLARE_WND_CLASS
新しいウィンドウ クラスの名前を指定できます。 このマクロを ATL ActiveX コントロールのコントロール クラスに入れます。
DECLARE_WND_CLASS(
WndClassName
)
パラメーター
- WndClassName
[入力] 新しいウィンドウ クラスの名前。 NULL の場合は、ATL がウィンドウ クラス名を生成します。
解説
新しいウィンドウ クラスの名前を指定できます。このクラスの情報は、CWndClassInfo が管理します。 DECLARE_WND_CLASS は、次の静的関数を実装して新しいウィンドウ クラスを定義します。
static CWndClassInfo& GetWndClassInfo();
DECLARE_WND_CLASS は、新しいウィンドウに対して以下のスタイルを指定します。
CS_HREDRAW
CS_VREDRAW
CS_DBLCLKS
DECLARE_WND_CLASS はウィンドウの既定の背景色も指定します。 独自のスタイルと背景色を指定する場合は、DECLARE_WND_CLASS_EX マクロを使用します。
CWindowImpl は、DECLARE_WND_CLASS マクロを使用して、新しいウィンドウ クラスに基づくウィンドウを作成します。 この動作をオーバーライドするには、DECLARE_WND_SUPERCLASS マクロを使用するか、または GetWndClassInfo 関数に独自の実装を行います。
ATL でのウィンドウの使い方の詳細については、「ATL ウィンドウ クラス」を参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**atlwin.h