次の方法で共有


方法: 不特定数のパラメーターを受け取るプロシージャを呼び出す (Visual Basic)

プロシージャのパラメーター リストには、最後のエントリとしてパラメーター配列を宣言できます。 これにより、そのパラメーターに対して単一の値だけでなく、不特定数の値を渡せるようになります。

詳細については、「パラメーター配列 (Visual Basic)」を参照してください。

パラメーター配列を使用してプロシージャを呼び出し、対応する引数を省略するには

  1. 通常の方法で、プロシージャ呼び出しを記述します。 パラメーター配列は最後の引数として指定する必要があります。

  2. 最後から 2 番目の引数を指定して、引数リストを終了します。 パラメーター配列は省略できます。パラメーター配列よりも前にあるすべてのパラメーターは、必須であることが必要です。

    または

    パラメーター配列の引数として、キーワード Nothing を指定します。

  3. Visual Basic は、このパラメーター配列に対して空の 1 次元配列をプロシージャに渡します。

パラメーター配列を使ってプロシージャを呼び出し、引数のリストを指定するには

  1. 通常の方法で、プロシージャ呼び出しを記述します。 パラメーター配列は最後の引数として指定する必要があります。

  2. パラメーター配列に格納する引数を、任意の数だけコンマで区切って指定します。 各引数のデータ型は、暗黙的に ParamArray 要素型に変換できる必要があります。

  3. Visual Basic は、指定されたすべての値を格納する 1 次元配列をプロシージャに渡します。

パラメーター配列を使ってプロシージャを呼び出し、引数の配列を指定するには

  1. 通常の方法で、プロシージャ呼び出しを記述します。 パラメーター配列は最後の引数として指定する必要があります。

  2. パラメーター配列に対して、パラメーター配列の要素型と同じ要素型を持つ 1 次元配列を指定します。

  3. 指定された配列を、Visual Basic がプロシージャに渡します。

使用例

方法: 不特定数のパラメーターを受け取るプロシージャを定義する (Visual Basic)」で定義した studentScores プロシージャを呼び出す方法は、一般に次の例のようになります。

Call studentScores("George")


...


Call studentScores("Anne", "10", "26", "32", "15", "22", "24", "16")
Call studentScores("Mary", "High", "Low", "Average", "High")
Dim JohnScores() As String = {"35", "Absent", "21", "30"}
Call studentScores("John", JohnScores)

最初の呼び出しでは、パラメーター配列が完全に省略され、最初の引数 (必須) だけが指定されています。 studentScores プロシージャは、この呼び出しが空の配列を渡しているものとして処理します。

2 番目と 3 番目の呼び出しには、長さの異なる引数リストがパラメーター配列に指定されています。 このようなリストは、それぞれ値の配列として渡されます。

4 番目の呼び出しは、パラメーター配列に配列を渡しています。

参照

参照

Optional (Visual Basic)

ParamArray (Visual Basic)

ByVal (Visual Basic)

UBound

概念

プロシージャのパラメーターと引数 (Visual Basic)

引数の値渡しと参照渡し (Visual Basic)

位置と名前による引数渡し (Visual Basic)

省略可能なパラメーター (Visual Basic)

プロシージャのオーバーロード (Visual Basic)

Visual Basic における型チェック