スキーマ行セット クラスと Typedef クラス
スキーマは、特定のユーザーが所有している、または作成したデータベース オブジェクトのコレクションです。 カタログには 1 つ以上のスキーマを格納できますが、必ず INFORMATION_SCHEMA というスキーマを格納する必要があります。このスキーマの内容は、情報スキーマのビューと定義域です。 OLE DB からスキーマ情報を取得するには、定義済みのスキーマ行セットを使用します。型、テーブル、列、インデックス、ビュー、アサーションと制約、統計、文字セット、照合順序などの情報を取得できます。
スキーマ行セットは、メタ データを表す定義済みの行セットです。 通常、データベースの構造がコンパイル時に不明な場合は、スキーマ行セットを動的プログラミングで使用します。 スキーマ行セットを使用して、実行時にデータベースに関する情報を取得できます。
スキーマ行セットのインスタンスを作成するには、typedef クラスを使用します。 次の表は、typedef クラスと対応するスキーマ行セット クラスの一覧です。 スキーマ行セットのインスタンスを作成した後で、CRestrictions::Open を呼び出す必要があります。 このメソッドは、指定した制限に基づき、結果セットを返します。 各スキーマ行セットに関連付けられている制限列については、「IDBSchemaRowset」を参照してください。
次の表は、各 OLE DB スキーマ行セット OLE DB テンプレートの typedef クラスと info クラスの一覧です。
OLE DB スキーマ行セット |
typedef クラス |
info クラス |
---|---|---|
要件
**ヘッダー:**atldbsch.h